あ”ー、はいはい、どうせ僕がどうしたってカモですよ！もう！【文豪ストレイドッグス】

書類が十枚 ページ12

奏鈴side


...あれ、



相野を追い出したのは夢だったのか...？



いま、相野が居るんだが。


太宰「た、助けてくれるかい！？」


奏鈴「わ、
びっくりした」


太宰「助けて！！！
相野が、相野がくっついてくる！！！！」


奏鈴「はぁ...わかったよ...」


相野「あ、Aちゃん！」


奏鈴「僕の名前を気安く呼ぶな」


相野「あのね！無実だってこと言ったら、逃がしてくれたの！優しいね、警察さんたちって！」


奏鈴「...太宰さん、
...あの時計の針、四時で止まってません？」


太宰「あ」


国木田「...誰か直してくれ」


太宰「はーい、私直すー」





カチャカチャ





奏鈴「...」


相野「ねえ」


奏鈴「？」


相野「私の邪魔、しないで？」


奏鈴「何の」


相野「私ね、太宰さんが好きなの、
だからね、邪魔、するな」


奏鈴「何さ、
邪魔するも何も、
僕、人に感情なんて、あまり抱かないから、
だから、邪魔なんてしないけど」


相野「ふーん」


相野うざい、


こっちくんなし、


それと話しかけてくんな、


人の関係に口出しするなよ、莫迦が

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