落ちて、堕ちて、陥ちる。【文豪ストレイドッグス】

落として...32 ページ40

A「ん...？」


私は、


NNN臨時放送が流れた後、敦くんが寝た後に、こんなのを見てしまった。


ありささん、という都市伝説を、


それは


その話を読んでしまうと、自分の周りに何かが起こるかもしれないものだった。


(...やばいかも)


と内心思いながらも、


好奇心、いや、違う、


どう表せばいいかわからないけど...


見ちゃったの


内容は、


今から20年前、ありさという女性が仕事帰りに通り魔にコロされた。
刃物でズタズタ☆(ふざけましたすみません
)に切られ、内蔵がとびでた無残な姿で発見された。
それから3日後、警視庁が遺体を発見場所から検死室に移動させ、保管していたときのこと。
保管しておいたはずの遺体がなくなっていた。
すぐに捜索をしたところ、遺体は殺害現場で発見された。
警視庁は不思議に思いながらも、
再び検死室に運んだのだった。
しかし、遺体を持ち帰っても持ち帰っても、次の日には殺害現場に戻ってしまうのだという。
それを繰り返すうち、遺体はどんどん腐敗して、形が崩れていった。(うわぁ...)
それから二ヶ月、ある奇妙な噂が立ち出した。
女性の惨殺事件が相次いで起こっているというのだ。(ぶぇええええ！？)
調べてみると先の事件を読んだり聞いたりした女性ばかり殺 されているということだった。
(うっひゃぁ！！！！)


この話を知ってしまったあなたのところにも、二十四時間後にありささんが訪れる。
あなたは確実に殺 されてしまうのだ。本当に。
最後に忠告をしておこう。
ありささんが目の前に訪れても、
決して目を見てはいけない。
目を見たらあなたは終わる。
死を避ける唯一の方法は、この話をどんな方法でもいいので二十四時間以内に出来るだけ多くの人に知らせること。(無理じゃん、なんだこれ)

だそうで、


(...どうしよう、私、
とんでもないものを読んじゃった...？)《だねー☆》


って思った。


しかも私女性だし。


...


この話を見た女性のあなた、



ありささんにであっても、決して目を見ないで、


私は、忠告することしかできない...



って私何言ってるんだろ、


いや、まちがえた、私何思ってるんだろ、


まぁ、あなたの幸運を祈るよ...



___
やばい！
私読んじまったよ！
だからここに流すよ！
死にたかねぇ！

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