オトナ帝国の逆襲【文スト】

第2章 生き延びる為には ページ7

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＿＿探偵社



中也)にしてもだ、ヨコハマにいる大人全員
居なくなるなんてな



坂)恐く、20世紀博物館に行ったと思われます



芥)然し何をしに？



太)遊びにじゃないかな。大人達は皆、子供達を棄てて、そっちに向かった。


貴)だとしたら、あの人達みんな、彼処で遊んでるってことでしょ？



潤)こっそりと大人達の帝国を作っているとか……？



太)ふふ、まるでオトナ帝国だね？



敦)オトナ帝国ですか？其れじゃあ子供達は、どうなるんですか！？



テレビ『〜〜』



貴)あはは〜


中也)おいこら、真面目にやれ！！
兎に角だ、全員帰ってくると俺は信じている



テレビ『〜〜〜』


貴･潤)あははは〜



中也)お前らなぁ！！



太)偶に佳いじゃないか、中也


坂)そうですね。皆さん仲良さそうで


敦)ね！


芥)少しでも元気に成るなら僕は構わん



テレビ『臨時ニュースです』


全)！！



静かにニュースに耳を傾ける




テレビ『今日午前9:00頃、全国各地で人々が失踪するという誠に不可解な事件が発生しました

一部の情報に寄りますと……』



潤)ヨコハマだけではなかったみたいですね



テレビ『空荷のトラックが目撃され、この事件と何らかの関係があるのではと見て捜査を((ｻﾞｯｻﾞｻﾞ』




貴)え？、なんで画面白黒？



福)少し待て可笑しいぞ。之は



芥)ボクシングだな。しかも



潤)昔のテレビですよ！？

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