身代わり審神者の本丸修正奇譚 (ページ8)

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6話ページ8

あれから少しして刀剣男士2振りを常に監視としてつけることを条件にここにいられる事になった。現在は審神者部屋の掃除中で2振り…加州清光さんと大倶利伽羅さんは扉の外からこちらを見ている。

加州「ちょっと、何こっち見てんの？不審な動きしたり、近づいたら斬り殺されると思ってよね！」

伽羅「大人しくしていれば殺しはしない」

『物騒すぎでしょこの2人』

長義「君が選んだ道だろう？」

『それはそうなんだけど……ん？何これ』

整理をしていると襖の奥から刀が出てくる。これは……

『太刀…鶴丸国永…さん、かな……？』

長義「見ただけでわかるなんて、なかなかやるじゃないか」

気がつくと離れた場所にいたはずの長義が傍に来ていて、私の持っていた鶴丸国永さんを手に取り鞘から抜き出していた。

『ちょ、何やって…！』

部屋の外のお2人が訝しげな顔で見てるんですが⋯！！！

長義「ヒビが入ってる」

『え……？』

長義「おそらく霊力が漏れ出て、人の形を保てなくなったんだろう」

『えーっと、⋯？』

長義「初めに説明しただろう、刀剣男士の“手入れ“をするのは審神者である君の仕事の一つだ」

『つ、つまり…？』

長義「君の初仕事だ」