あ、始めました ....y.hika

お願いします。 ページ23

伊 ｢俺んち来なよ!!｣


どういうつもりで言ったのか分からないけど
そんな…無理だよ。


｢む…無理無理!!そんな迷惑かけられないし…それに…｣

伊 ｢大丈夫!俺、1人じゃないし。そういうヘンな意味じゃないから(笑)｣

｢1人じゃ…ないとわ？｣





彼女と住んでるの？
なら、尚更 お邪魔できないよ。




薮 ｢あ、大ちゃんか!!｣

伊 ｢そうそう!部屋も俺と大ちゃんが一緒に使えば、1部屋空くし!｣

｢けど…｣



大ちゃんって、あの5歳児みたいな笑顔の子だよね。
光くんとテレビ出てる子。



薮 ｢俺は1人だから、あんまマズイし。ホテルなんか、どんだけかかるか…Aちゃん、とりあえず、伊野尾ちゃんとこ行きなよ。｣


｢いや…ホント大丈夫だから…。実家とかに帰れば…｣


薮 ｢光から聞いてるけど…この状態で帰ったらさ、じぃちゃん怒るんじゃない？言わなくても、帰るってだけで勘付くじゃん？｣




確かに……。
光くんの命が、本当に危険。



伊 ｢光は絶対嫌いになってないよ!!絶対何かある!!それが分かるまで、おいでよ。大ちゃんにもちゃんと話すから。｣





どうしてここまでしてくれるの？

私、ただの一般人だよ？



2人の説得に一つ頷く。



薮 ｢よしっ!!じゃあ、伊野尾ちゃん頼むね!とりあえず今日は解散!!｣


薮くんは、足早に帰っていった。

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