128 - Hokuto - ページ29
父「まぁまぁ顔を上げてください。」
そう言われたので、顔を上げた。
顔を上げるとお父さんのさっきの柔らかい笑顔はなくなり、違う表情となった。
父「僕は少し勘違いしてました。
吉野くんを、僕と重ねていました。だからどうしても僕の妻のことがフラッシュバックしてしまい、Aも同じ道を歩んでしまうと先走ってた。
でも、樹くんの言葉でそれは間違ってるって気づいたんです。
樹くんから聞いた吉野くんの魅力、持ってるものは僕と全く違うものだった。
ここでやっとAの幸せとは何かを考えたんです。Aを幸せにできるのは吉野くんしかいない、
だから、娘を頼みます。」
真剣な表情で一つ一つ話をしてくださった。
「分かりました。僕が絶対Aさんを幸せにしてみせます!!
あ、あとAさんを僕にください!
…結婚を認めてもらえますか。」
勢いに任せて言ってしまった。
父「そ、れはAと2人で挨拶をお願いします。
Aにはまだ言ってないんですよね?笑」
「あ、そうでした、また出直して来ます。」
父「はい、いつでも待ってます。」
あぁ良かったあ
.
.
それから、Aの実家を出て
樹にすぐ電話をかける。
129 - Hokuto -→←127 - Hokuto -
160人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
flowers(プロフ) - ましゅさん» うわぁありがとうございます!ちょっと認められ方は予想とは違ったかな?と思います(笑)けど、最後まで更新頑張ります(^^) (2019年10月27日 22時) (レス) id: a66ef0650c (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ - いつも更新楽しみにしてます!!ついに北人君…!主人公ちゃんのお父さんに認められることを祈ってます!がんばれーー! (2019年10月26日 23時) (レス) id: ad7747e186 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:milk tea | 作成日時:2019年10月10日 8時