11話 人の噂も75日って普通に長ぇわ ページ11
木兎「噂って?」
「神崎さん、男と大分遊んでるみたいよ」
木兎「…どーゆーこと?」
「だからー、色んな男とセッ○スしてんの!」
「最低だねって言いたいけど遊ばれてみたい俺がいる。」
木兎「…」
「な?最低だろ?これを機にもう諦めな」
ガタッ
「っておい!どこ行くんだよ!!」
_______________________
「A〜今日もいい?」
A「うん、いいよ。」
いた、男と一緒にいる。
タケルくんはどーしたんだよ!
「ん?あら4組の木兎じゃん、なに?」
A「…!」
木兎「なにやってんだよ…」
なんだこれ、すげぇムカつく
「なに?俺ら今から大事な用が有るから急いでるんだけど。」
お前は関係ないだろ、すっこんでろよ
木兎「勉強は、タケルくんはどーしたよ!好きだから付き合ったんじゃねーの?!」
A「…好きじゃないよ」
「Aに好きな人だって、笑える(笑)」
木兎「好きじゃなくても付き合えんのかよ。」
「そら愚問だろ、(笑)」
木兎「黙ってろよ!!!じゃあ!なんで俺は振られたんだ!!!」
あぁ、泣きそうだ。
A「…木兎は大切だから。」
木兎「だったら!そばにいてくれよ…」
A「…!」
悔しい、悲しい。
そんな感情で泣くのは初めてだ。
俺の体を引き寄せる手
Aが抱き締めて"ごめんなさい"と涙を堪えてるような震えた声で言った。
離さない絶対絶対
誰にも渡さない。
____________________
【3月受験 合格発表】in梟谷学園
木兎「あ!!あったー!!!あったあった!あったぞA!!!」
A「おめでとう木兎!」
木兎「Aは?」
A「フッ…ありましたとも!」
木兎「やだ〜Aさんったら天才ーっ!」
A「これで春から高校生だね。」
木兎「おうよ!へへーまたAと一緒だ!」
A「うん!」
木葉「(なんだうるせぇやついんな…)」
無事、梟谷学園に私達は合格した。
あれから私は遊ぶのを"制限"してる
だって急にやめるなんて無理でしょ
もちろん、木兎には内緒です。
木兎「それにしてもあんだけ男と遊んでたのによく受かったよなー!」
A「ウッ…すみません…」
言い方にトゲかあるな、無意識だろうけど。
木兎「でも、もう会ってないよな!それならいーんだ!」
A「…」
12話 バレない嘘なんてリンゴがバナナって事だけでしょ→←10話 心に空いた穴なんてゴミでも詰めてろ
159人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:M子 | 作成日時:2020年2月27日 13時