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坂田side
俺があげたりんごあめを美味しそうに食べる葵を見てるいると、自然と笑みが溢れる。すると葵がいきなり俺に
「坂田ってさ..今、彼女いないの?」
「いねェけど、...」
「へー...なんで、?桂さんも言ってたけど、坂田前は彼女つくって別れて...みたいな感じだったらしいじゃん。だからなんでそう言うのやめたのかなーって、」
『なんで?』...そう聞かれてもいまいち俺はピンと来ない。そもそも俺はそんなに女に興味は無かった、興味ないままただつるんでるだけだった
そんな味気ない生活を送っていたある日、俺の目に留まる1人の女がいた
「...もしかして好きな子とかできたの、?」
興味津々な顔つきでそうきくアイツに
「まァ...一目惚れみたいな、」
ソイツは俺の周りにいる女とは違ってどこか品があり、俺は初めて女に対して綺麗だという感情をソイツに抱いたのを覚えている
「え、ほんと?誰?誰なのそれ、?」
...大学内で会ったが名前こそ知らない女で。後々知ったその女の名前は『櫻庭 葵』
俺はコイツと出会ってから、周りの女には目もいかなくなった。コイツは既にもういい女だと思ってる、...けどだからといって恋心がある訳ではない
...いや、正確には俺はコイツに恋心を抱けない。それは報われないものだと分かってのことか__
とりあえずアイツの質問をテキトーにかわし、話をそらすのも含め
「つかお前、髪飾り曲がってんぞ。..ちゃんと身だしなみ整えろっつったろ、__」
そういってアイツの髪飾りを直すため触れようとした時だった
「葵、」
声のした方を向くと、そこにいたのは土方で。
「...行くぞ、」
土方は葵の手を取り、すぐさま俺と葵を引き離すようにして早足でその場を去った
その時見た土方の目は言ってしまえば、嫉妬の色でまみれていたように俺には見えた
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なゆ(プロフ) - めっちゃ面白い!更新頑張ってください!! (2019年8月26日 12時) (レス) id: af64f6a838 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シオン | 作成日時:2019年8月10日 23時