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side A
お館様のご配慮により、私は柱のみんなと遠く離れたところに屋敷を建てた。
荷造りをし、長く住んだ家を改めて見返す。
そして、家を出た。
しばらく道を歩いていると、見覚えのある後ろ姿が目に入った。
し「あっ…Aさ…っ!」
胡蝶ちゃんだ…
私は思わず胡蝶ちゃんから目を逸らし、早足で通りすぎた。
し「待って下さい!御詫びがしたいんです!!ごめんなさい!!証拠もないのに疑って!!」
『もう今更遅いの!!!』
耐えきれなくなり、叫ぶ。
胡蝶ちゃんは吃驚したように目を見開いた。
『私はもう何もかも失った!!そんな言葉で、私のすべてが戻ると思う!?ねぇ!もう放っておいてよ!!!』
し「Aさん…」
胡蝶ちゃんは悲しそうな顔で私を見た。
私はそんな胡蝶ちゃんを無視し、歩き出す。
気付けば涙がポロポロと溢れてきていた。
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こぉひぃ - ↓すいません、同一人物です… (2020年6月23日 23時) (レス) id: a05fff6e52 (このIDを非表示/違反報告)
ささらぎ - ぽんちゃんさん» うあぁ…ちょっとお話が浮かんできちゃいます… (2020年6月23日 23時) (レス) id: a05fff6e52 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 全員と仲直りした途端また、徐々に悪い噂とかが出たりして (2020年6月23日 7時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
こぉひぃ - いちごきゃらめるさん» わぁああ!ごめんなさい!直しておきます! (2020年6月7日 3時) (レス) id: a05fff6e52 (このIDを非表示/違反報告)
いちごきゃらめる(プロフ) - 甘露寺の字違いますよ。 (2020年6月6日 12時) (レス) id: 654b6b5b60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こぉひぃ | 作成日時:2020年3月21日 22時