。。。 ページ5
side A
後日、お館様にお呼ばれし、産屋敷邸へ来た。
『失礼致します』
門の前でぺこ、と一礼し、屋敷の中へ入る。
お「やぁ、A。今日は日差しが心地良いね。」
お館様はふわりと私に微笑みかけた。
目、見えてないはずなのに…。
『お館様、話と言うのは、一体…?』
床に膝をつけながら言う。
お「うん。柱を、鬼殺隊を、辞めるんだよね。私は、Aが決めたことだし、反対しないよ。……でもね、柱のみんなとは、仲直りしてほしいと思うんだ。」
『…お館様のお願いでも…できません…』
お「うん。そういうと思ったよ。みんなにはしっかりと事実を伝えておいた、きっとみんな自分の無礼を恥じてる筈だ。君の気が済んだら、仲直りしてやるだけでいいんだ」
『…っ…お館様、誠にありがとうございます。私も、自分の気を落ち着かせ、皆と仲直りできるよう努めていきます」
お「うん。無理はしないでね。………多分、会うのはこれで最後になるだろうね…最後に、ちょっとこっちにおいで」
お館様が私に向かって手招きをする。
私は大人しくお館様の元へ近付いた。
すると、お館様の手が私の頭に触れる。
お「今まで、よく頑張ってくれたね」
すると、ぶあぁっと涙が溢れてきた。
止めようとしても止まらない。
『今まで…っ……ありがとうございました…っ!』
私はそのまま、お館様に頭を撫でられていた。
350人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こぉひぃ - ↓すいません、同一人物です… (2020年6月23日 23時) (レス) id: a05fff6e52 (このIDを非表示/違反報告)
ささらぎ - ぽんちゃんさん» うあぁ…ちょっとお話が浮かんできちゃいます… (2020年6月23日 23時) (レス) id: a05fff6e52 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 全員と仲直りした途端また、徐々に悪い噂とかが出たりして (2020年6月23日 7時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
こぉひぃ - いちごきゃらめるさん» わぁああ!ごめんなさい!直しておきます! (2020年6月7日 3時) (レス) id: a05fff6e52 (このIDを非表示/違反報告)
いちごきゃらめる(プロフ) - 甘露寺の字違いますよ。 (2020年6月6日 12時) (レス) id: 654b6b5b60 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こぉひぃ | 作成日時:2020年3月21日 22時