晴れていく霧 ページ13
side A
千寿郎君が、私の手をぎゅう、と握る。
千「お願い、します……」
『…煉獄さんは、私が責められているのを見て、何も言わず、ただ傍観しているだけだった。それが私、すごく辛かったの。」
千「っ……」
千寿郎君が悲しそうに顔を歪める。
私は千寿郎君の頭を、優しく撫でた。
『でもね、きっと煉獄さんは私を救い出そうとしてくれていたはず。あとちょっと、勇気が足りなかっただけなんだよね。いいよ、煉獄さんのこと、許してあげる。…お仕置きはするけどねっ!』
いたずらに笑って見せると、千寿郎君は嬉しそうに微笑みながら、私に抱きついた。
千「ありがとうございます…!」
『あはは、いいよいいよ。そんな意地張る必要も、感じなくなってきたし』
すると、煉獄さんが戻ってきた。
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こぉひぃ - ↓すいません、同一人物です… (2020年6月23日 23時) (レス) id: a05fff6e52 (このIDを非表示/違反報告)
ささらぎ - ぽんちゃんさん» うあぁ…ちょっとお話が浮かんできちゃいます… (2020年6月23日 23時) (レス) id: a05fff6e52 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 全員と仲直りした途端また、徐々に悪い噂とかが出たりして (2020年6月23日 7時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
こぉひぃ - いちごきゃらめるさん» わぁああ!ごめんなさい!直しておきます! (2020年6月7日 3時) (レス) id: a05fff6e52 (このIDを非表示/違反報告)
いちごきゃらめる(プロフ) - 甘露寺の字違いますよ。 (2020年6月6日 12時) (レス) id: 654b6b5b60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こぉひぃ | 作成日時:2020年3月21日 22時