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天馬side
Aは僕のことをどう思ってるのか。
そんなことは、
とっくに『気にしなくていい事項』に、なった。
僕には婚約者がいたのだから。
祖母の遺言にそう記されていたと知ったのは随分前のことだ。
それでも、父さんの口から婚約の2文字が出ることはなく、
すっかり無かったことになっていたと思ってた。
もうAを僕のものにしたいとか、
独り占めにしたいとか、
そんなこと考えなくていい。
音さんとの関係を深めていくことの方が家にとっては重要なことだ。
だけど、
利恵さんの口からその事実が告げられた時、
柔らかく微笑んだAに、胸が苦しくなった。
「僕がずっと一緒にいたいのは、Aだけだ」
口から零れたのは、本音。
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あい(プロフ) - ひなさん» ありがたい言葉! これからもよろしくお願いします(^-^) (2018年7月24日 21時) (レス) id: 5d891c1c69 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 早速の更新ありがとうございます(о´∀`о)読ませて頂きました☆引き継ぎあいさんのペースで書いて頂ければと思います(^^) (2018年7月20日 21時) (レス) id: 4d0c37ce82 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ひなさん» ありがとうございます!更新間隔があかないように頑張ります(^-^) (2018年7月20日 20時) (レス) id: 5d891c1c69 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - なかなか無い作品です!続きがとても気になります♪ (2018年7月20日 15時) (レス) id: 4d0c37ce82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あい | 作成日時:2018年7月17日 21時