今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:428 hit
小|中|大
わたしのアール【愛∞】 ページ5
そうしたら、わたしはまたひとりぼっち。
もう、寂しいのは嫌なんだ。
傷を消すためにも、
夢を叶えて楽になるためにも、
わたしは空を飛ぶんだ。
明日こそは、と願いをこめて、
その日を終えた。
次の日。
昨日より増えた傷と、ボロボロになった身体を
抱えて、屋上に向かった。
…今日こそは、誰もいないな。
安心した。邪魔する人はいない。いや、
邪魔してくれる人はいない。
屋上の柵の後ろに立ち、黄色いカーディガンを
柵にかける。
トレードマークのみつあみもほどいた。
もう、準備はできている。
背の低いわたしは、今から飛びます!
夢を、叶えるんだ。
わたしのアール 。 Fin.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
1人がお気に入り
設定タグ:ボカロ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ