210話 ページ23
キバの攻撃を軽々とかわし、つっ立っている面男の足元が膨らむとアロエの様なものが出てきた。
「どうだった?」
「終ワッタゾ。」
アロエの様な物体は喋るらしく、良く見ると中には人がいる。
「サスケの勝ちだよ!」
「うちはイタチは死亡。」
こちらを一切気にせず、面男に向かってアロエが話した言葉にみんなが目を見開く。
___サスケが、イタチを殺した…?
「うわー!しんじられなーい!……なんてね…思った通りだ…。」
わざとらしく両手を前に付きだし、面男は声をあげると、さっきのテンションからは考えられないほどのトーンでそう呟いた。
「サスケも倒れちゃったけど…どうだろ?結構ギリギリかも。」
ナルト「おい!!そこのトゲトゲアロエヤロー!!今、サスケはどこにいる!?」
「アロエだとォ!?」
「構ウナ…。」
ナルトの呼び方に、怒る声とそれをおさえる声の二つが一人から聞こえる。
一人、二芝居をしているアロエに呆気に取られていると、隣にいたカカシが目を見開いた。
「貴様らの相手はまた今度だ。」
カカシの見ている方向には、面男の姿…。
そして、面の穴の部分からは何回も見てきた真っ赤な…眼が、写輪眼が覗いていた。
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作者名:エビ猫 | 作成日時:2018年10月13日 13時