好感度UPからの愛情表現 [カカシ] (ページ19)

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206話ページ19

爆発音のした場所へ向かうと、他の皆も集まっていたらしい。

どうやら、さっきまでサスケがここにいた形跡を見つけたとのこと。

ナルト「だったらさっさとサスケのニオイを追うってばよ！」

急かすナルトを、パックンが止めているとキバが一人、印を組んでいた。

カカシ「ニオイがここで無くなっている。」

ヤマト「こういう場合はサスケが爆発で跡形も無く消し飛んだか、あるいは時空忍術で飛んだと考えるのが普通だ。」

キバ「いや…どうやら後者の様だぜ。」

追い討ちをかけるように、ナルトに説明をするカカシとヤマトの言葉にキバはニヤリと笑う。

キバ「今の俺は犬以上に鼻が利く。見つけたぜサスケ！」

・

ナルト「キバ！どうだ？」

キバ「集中してかすかなサスケのニオイだけ追ってんだ！気が散るから話しかけんな！」

ナルトの言葉にキバは少し、苛立った様に声をあらげながらサスケを追って行くが＿＿＿

キバ「サスケのニオイが分散してる！それもすごい数で四方に散らばってんぞ！？」

どうやら、向こうもこっちの動きに気付いている。
何らかの策を取ったのだろう。

キバ「距離がありすぎて無線じゃ誘導できないぜ！追えるのは俺だけ…しかも一つのニオイだけだ、どうする！？」

キバの言葉に、ナルトは眉間にしわをよせ目を閉じていたが、目を開けると印を組んだ。

ナルト「こうなったら草の根分けてでも捜してやる！！手当たり次第だってばよ！！」

そう言うと、ナルトは影分身をつくり四方に散らばっていった。