201話 ページ14
* * * *
ボフンと煙を上げ現れた、全裸の女に俺は少し眉間にしわをよせる。
なるほどね…そこら辺の男だったら陽動になるわな。
そう思いながら、興奮するわけでもなくただボーと見ていると、ギョッとした表情でAがこちらを見ていた。
いや、まぁ…俺イチャパラとか読んでるけど、違うから!
興味ないから!お前のこと好きだし!
てか、俺のこと、そんな風に思ってたのね。
と少し悲しくなっていると、またもボフンと煙が上がり今度は三人の全裸の男性がいた。
サスケ、サイ、後輩…んん”!?
サクラ「キャーーーッそう来るのォォーッ!」
サクラが歓声をあげるほど、三人とも顔が整っており、様になってはいるが無論、俺は興味がない。
Aは、どうなんだろ…。
と好奇心でチラリとAを見た俺はギョッとする。
A「…うゎ…。」
何で、お前は赤くなってんの!?
待って、待って、待って…!!
何、照れてんの!?お前、そーいうタイプじゃないでしょ!!
そう焦りながらも、純粋に(?)照れているAが可愛いなーなんて思いながら、あれ?これ後輩じゃなくて俺でもこう反応すんのかな?と疑問が浮かんでくる。
A「……!!」
チラッともう一度、Aを見るとコチラの視線に気付きAは急いでそっぽを向く。
…以外と可愛いとこあんだな。
でも、俺以外でその反応はちょっと……。
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作者名:エビ猫 | 作成日時:2018年10月13日 13時