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199話 ページ12

「熱い上にそこはお前じゃねーだろがァ!!!」


一楽へと向かっていくと、何やら騒がしい。
近づくとその声の主がナルトだということに気づく。


カカシ「おーい。」

A「よっ!」


私たち二人の挨拶に、ナルトとサイは気付かないのか言い争いをしている。


サクラ「カカシ先生!Aさん!」

A「よっ!サクラ!…あ!テウチさん、ラーメン一つ!」


一人だけ、応えてくれたサクラによっ!と手をあげるとついでにテウチさんにラーメンを頼んだ。





カカシ「はい、あ〜ん。」


出されたラーメンをすすりながら、目の前で行われている地獄絵図に笑いを堪える。


サクラを置いて隣に座るカカシは、片手にラーメン、片手に箸を持ちナルトの口元へとラーメンを持っていっていく。


それを食べながら、不満そうな顔をするナルトについ、笑うのを我慢していた私はニヤニヤとしてしまう。


カカシ「Aニヤついちゃってどーしたの?…はい、あ〜ん。」


ニヤつく私に、カカシはからかうようにラーメンをコチラに持ってくる。
まぁ、ここでさりげなく箸を変えるところ中々やるじゃないか。


そう思いながら、よしからかってやろうと出されたラーメンを口に含みニッコリとカカシのようにワザとらしく笑ってみせる。


A「ど〜も…んん〜?どーしたのかな?」


ギョッとしているカカシ(ナルト、サクラ)に私はまたもニヤついていると、ペチッと頭を叩かれた。
叩いたのは___


サクラ「Aさん!私たちもいるんですから、やめてください!!」


そういって恥ずかしそうに頬を染めるサクラに、私はガクガクと首をたてにふる。


とはいえ、口元はニヤついたままだ。
___人をイジルってのはホントに楽しい。

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作者名:エビ猫 | 作成日時:2018年10月13日 13時

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