好感度UPからの変化 [カカシ]

157話 ページ18

ムクッと我愛羅が上体を起こし、その肩にナルトが手をおく。


我愛羅「…ナルト…。」


そう呟き、辺りを見回す。


我愛羅「…これは…。」


辺りには何人もの、“砂の忍”の姿。


ナルト「お前を助ける為に…みんな走って来たんだってばよ…。世話かけやがって…！」

カンクロウ「まったくだ。心配かけやがる弟じゃんよ。」


そう言って笑う二人に＿＿＿




テマリ「何だお前ら偉そーに！我愛羅は風影なんだぞ。生意気な口をきいてんな！この、下っ端ども！」




テマリの言葉に、二人がムッとする。


そんな中、立ち上がろうとする我愛羅に涙を流す砂の忍が一人。


「うっ…うっ…良かった…風影様ホントに死んじゃうかと…。」

「我愛羅様がそう簡単にくたばるワケないでしょ！！」


そう言って、ゴチッと女の子が男の頭を叩く。


＿＿＿なんか


A「私達に、似てないか…？」


そう言えば、カカシが少し困った様な顔をした。


カカシ「俺ってあんなに、情けない？」

A「うん。」

カカシ「コノヤロウ…！」


そう言って笑っていたカカシは、眉間にシワを寄せ悲しそうな顔をする。


A「我愛羅様がそう簡単にくたばるわけがない…ねェ…。」


おばーさんの方に視線をうつせば、サクラに優しく肩を抱かれ静かに眠っていた。


A「……！」


静かに眠るおばーさんの前に、我愛羅とナルトが立つ。




我愛羅「…皆、チヨバア様に祈りを。」




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


ぶっちゃけ、Aちゃんの見た目って泣いてる砂の忍を叩く女の子に一番近いんですよね。

イメージはこんな感じです。
でも、たまにテマリにも似てるなって思う部分もあります、笑ったとことか。

158話→←156話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す