106話 ページ14
ガイ「さぁ!今までの練習をぶつけるんだ!足の動きだけを見ろ!顔は見るな!青春パワーを解き放てェェ!!」
A「うるせェェ!!」
ガイの足が、拳を振るうために助走をつけようと動いた。
足の角度、位置からして恐らく…狙っているのは顔。
顔をずらすと、顔の横に拳が突き出される。
驚くガイにそのまま、腹部に向かって蹴りを入れた。
ガイ「おぉ!上達したなァ!さすが我が弟子!!」
良くやったァ〜と、抱きつこうとするガイの腕を避け呟く。
A「あれから、二年…ナルト、サクラ元気にしてっかな?あとカカシも。」
ガイ「くぅ〜〜!青春してんなァ〜!!」
ガイが腕を広げて突っ込んでくるが、これもまた避けた。
ガイ「……さっきから、なぜ避けるんだァ!我が弟子よォ!!」
涙を流す、ガイに向かって手を合わせる。
A「ゴメン、ゴメン…弟子とはいえ、師匠に抱きつくのは恥ずかしいものなのだよ。」
最後の方は、棒読みになってしまったが拳を握りしめ“これも愛情!!”と呟いているので、恐らく気付いていないだろう。
A「いや…でもホントありがとう、ガイには感謝してるよ。」
カカシ「あぁ!カカシに愛のパワーを見せつけてやれ!!」
A「その言い方はやめて。」
拳を突き上げるガイに、手を振りカカシの元へ向かった。
55人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:エビ猫 | 作成日時:2018年7月30日 17時