ナルトの双子の妹は最強の人柱力～後編4～ (ページ24)

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ミルク・ﾔﾏﾄ
『『イカよ！！/だァー！！！』』

私とヤマトさんの見事なハモりと同時に、

巨大なイカが海から出てきた。

『でたァー!!!こ…こいつだけには気をつけないとって言おうとした矢先に出たー!!!』

ﾔﾏﾄ『なにィー！！！』

雲隠れの人は腰を抜かしていて動けず、

ヤマトさんと他の木ノ葉の人は目を真ん丸にして固まっていて、

ナルトは唖然としていた。

ミルク(全く………月光龍、行くわよ)

ｹﾞｯｺｳﾘｭｳ(そなたとは久方ぶりだな……いつでも良いぞ)

桜花眼になり、月光モードになろうとしたその時――

『“イカ”はすっこんでろ“以下”省略！！！！』

ﾅﾙﾄ『何だァー!!?もう一匹ダジャレ喋りながら出てきたァー!!!』

『もう無茶苦茶だってばよォー!!!!!!!』

私は海から出てきた八尾を見て桜花眼をしまった。

ミルク(……私達の出番じゃなかったみたいね)

ｹﾞｯｺｳﾘｭｳ(みたいだな…それにあやつが出てきたし丁度よい)

ミルク(そうね…)

八尾はすぐにイカを倒し、元の人へ戻った。

『キラービー様ァ！！』

ﾔﾏﾄ『キラービー?じゃあ…この……』

ｷﾗｰﾋﾞｰ『遅せーじゃねーか、ばかやろーこのやろー！』

ﾅﾙﾄ『タコのオッサンありがとだってばよ！！』

私はキラービーさんの近くに寄ってお礼を言った。

ｷﾗｰﾋﾞｰ『お?お前がミルクか?』

ミルク『どうして私の名を………もしかして八尾に聞いたんですか?』

ｷﾗｰﾋﾞｰ『予想してた人物より綺麗だぜ!』

ミルク『……って事は私の尾獣も知っているんですね?』

ｷﾗｰﾋﾞｰ『オウ!』

ミルク(お喋りね……牛鬼も)

ﾅﾙﾄ『ミルク…こいつと知り合いなのか?』

ミルク『キラービーさんっていうよりキラービーさんの尾獣とね』

『八尾から話は聞いてたんだけどキラービーさんに会ったのは初めてよ』

ﾅﾙﾄ『尾獣と知り合い!?ミルク凄いってばよ!!!』

『ってか!!グラサンオッサンってば八尾の人柱力なのか!?』

ミルク『そうよ、八尾を完璧にコントロールするの』

ﾅﾙﾄ『八尾の……人柱力…しかも…コントロールしたァ?あのオッサンがぁ?』

ミルク『オッサン、じゃなくてキラービーさんよ』

『キラービーさん、彼がナルトです…九尾の人柱力です』

ｷﾗｰﾋﾞｰ『お前がナルトか!まずは挨拶だ!ヨウ！』

そう言って拳をナルトにつきだした。

ナルトもキラービーさんの拳に自分の拳を当てた。