Ghost Night【浦島坂田船】

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SIDE skt
…おかしい。

Aの様子がおかしい。

何を話しかけても上の空。

突然顔を赤くしたと思ったら、視線の先にはうらさんがおった。

ははーん。

うらさん、告ったんかな？

やるやん。

うらさんに大事な妹は渡せん！！！

とか言って、俺もAのこと好きなんよ。

家族やし、ありえへんっていうのもわかっとるんやけど…

この世界では、なんでもアリやから、兄妹で結婚してもなーんも言われへんの！

最高やろ？

やから、俺もAに告る！

んで、意識してもらうんや！

まだお兄ちゃんってしか見られてへんからなぁ…

頑張らな。

『お、に、い、ちゃん！』

「ぅお！？」

『えへ、びっくりしたー？』

「もぉ、なんなん！びびったわー」

あっっぶな。

「えへ」って可愛すぎるやろ！！！

「なぁ、A〜」

『どうしたの？』

「あんな、俺Aのこと好きやねん。お兄ちゃんやけど、ちょっとは意識してほしいんよ…急にびっくりするよなぁ、でも、考えておいて欲しい。普段通りに接してくれればええから。な、考えといて？」

『ぇ…お兄ちゃん…え？』

理解出来てない顔で口をパクパクさせたあと、りんごのように顔が真っ赤に染まる。

「ふふ、かーわえ。」

『も、もう、なにいってるの！』

「俺、本気やねんけど」

『…か、考えとく…』

はぁ…

ま、フラれても兄妹やし！

いちばん仲良しなんは俺や！







『お兄ちゃんまで…ほんと、どうしちゃったの……？？』

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更新遅くなり申し訳ございません！
受験生のため許してください…(´；ω；｀)
これからもっと遅くなると思います…
あと、アンケートよろしくお願いします〜！

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