Ghost Night【浦島坂田船】

気持ち ページ20

SIDE YOU
…どう、しよう。

お兄ちゃんと、うらたさんに、好きって…

うーんうーんと考えていると。

「…そんな難しい顔してどうしたん？」

『っあ、志麻くん…』

少し相談してみようかな…

『ね、ねぇ志麻くん。お兄ちゃんと、うらたさんに「好き」って言われたの。どうすればいいかわからなくて…』

「ふぅん…俺も好き。Aのこと。」

『っへ？』

「だから、Aのこと好きなのはふたりだけじゃないってこと」

相談しようと思ったのに…

悩みが増えた………

「そーですよ？」

『ぅわっ！？』

突然声が聞こえて悲鳴をあげる。

『せ、センラさん…驚かせないでください…』

「いやぁ、驚かしたつもりはないねんけどなぁ」

『でも、びっくりしました！』

「はいはい、ごめんなぁ」

ん…？

さっき「そーですよ」って言ったよね…？？

『……あの、センラさ』

「センラも、好きや。今すぐじゃなくてええから、考えといてな？」

……おわった。

相談できる相手がやまだちゃんしかいない！！()

『やまだちゃぁーん…』

「ｷｭｰ」ｽﾀｺﾗｰ

逃げられた。もうやだ寝る。


SIDE snr

志麻くんが、告白していた。

だから、焦って、勢いでセンラも言ってしまった。

Aは、誰を選ぶんやろ。

俺にしてほしいなぁ…なんて。

淡い期待を抱いて眠りについた。

●〜:*:●〜:*:●〜:*:●〜:*:●〜:*::●〜:*:●〜:*:●〜:*:●〜:*:●〜:*:
こんにちは！

次回、更新また期間あくと思います(ごめんなさい)！

次のお話でこの前のアンケート結果使用しますのでよければ投票お願いします！

＊→←＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す