検索窓
今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:979 hit

1話 ページ2

彩side

私のクラスではある噂が最近の話題になっている。
それは『亡霊の住まう館』
なんでも、随分と前に廃屋になったのに中から物音がしたり、話し声が聞こえたりするらしい。
どこでもそんな話をしているから凄く怖い。
忍に聞いてみたけど「ただの噂だろ」って言われた。
その日から私は皆の話を気にしないようにしている。
だって気にしたら余計怖いから。

美「アーヤ、今日カフェテリアに集合だって」
彩「何か事件なの?」
美「いや、多分近況報告みたいなものでしょ。じゃあまたね」

翼から集合の連絡を聞いた瞬間、バンザイをしそうになった。
最近は皆と会えていないから、また皆の顔がみれる。
私はウキウキして午後の授業を受けた。


〜inカフェテリア〜

小「あっ、アーヤが来たよ」
若「やっと来たか」
黒「ここ座りな」

久しぶりだ。最近事件とかなかったからね。
でもいつもと何か違う。

彩「ねぇ、上杉君は?」
黒「上杉なら少し遅れるってさ」
若「なんでだ?」
黒「さあ、なんか寄るところがあるらしい」
小「ねぇ、上杉が来るまで進めておかない?」
若「そうだな、では諸君最近の近況について報告してくれ」

すると翼が真っ先に手を挙げた。

美「それ俺からでもいいかな?」
若「いいぜ。じゃあ美門からだ」
美「俺から報告するのは、最近クラスで噂になっていることだ。
それは『亡霊の住まう館』と言われている。詳しいことはわからないけど、
廃屋になっている館から物音がしたり、話し声が聞こえたりするらしい」
若「おっ、それ面白そうじゃん」

翼の報告に若武が食いついていると上杉君がやって来た。

上「悪い、遅くなった」
若「いや、大丈夫だ。用事はもうすんだのか?」
上「ああ」
七「ところで上杉。用事ってなんだったんだ?」
上「それは言えない。プライベートな用事だからな」
若「いいじゃん、教えろよ。上杉が遅くなった理由を知りたい者は挙手を」

全員手が上がった。だって知りたいじゃん。

若「ということで上杉教えてもらうぜ」
上杉君は嫌そうな感じだったけど教えてくれるようだ。
上「俺の遅くなった理由は…………」
上「か、彼女のところに寄ってきたんだよ」

「「「ええええええええ⁉」」」

2話→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みゃ(プロフ) - 続きが気になります!これからも頑張って下さい!応援してます! (2018年11月29日 15時) (レス) id: 889a0caaf8 (このIDを非表示/違反報告)
ジュリア - 凄く面白いです!がんばってください! (2018年11月25日 9時) (レス) id: 6b690ae98e (このIDを非表示/違反報告)
ジュリア - 紅花姫さん・・・天才ですか??? (2018年11月25日 9時) (レス) id: 6b690ae98e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紅花姫 | 作成日時:2018年11月15日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。