私の夢だった【A3!】 (ページ10)

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スタミナモンスターページ10

「ねぇ起きて…A」

「ん、おはよう。真澄？」

「!!おはよう！呼び捨て…結婚してからじゃないと呼んでくれないんじゃないの？…結婚してるから当たり前か」

起きたら真澄くんが隣で寝っ転がりながら起こしてくる

「っちょっと！真澄くんお姉ちゃんから離れて！」

「ちょ、監督落ち着いて！」

「かん、とく？…カントク、俺。カントクのことは好きだけどAのことも好き」

は？

「「真澄くんにいづみ/お姉ちゃんは上げないから!!」」

「スシコンネ！」

「シスコン」

「シスコンネ！」

シトロン…言い直したよね？昨日から日本語言えてないし笑える

「布団持ってっておくっすね」

「ありがとう綴くん！でも、自分でやるよ！ってシトロンが私のツボなんだけど」

「え、こんな奴のどこが良いの」

「間違え方のギャグセンじゃない？」

「そうそう！真澄くんこんな奴なんか言ったらダメだよ」

「そんなことよりも俺はシトロンの事を呼び捨てなのが気になるんだけどな」

シトロン…？

「英語の名前だからかな」

「この名前でよかった」

「シトロンさんが流暢に！？」

「Aさん効果半端ないっすね」

「とりま飯…ヤバい、会社遅れる」

「ああ！真澄くん行くよ！」

「私、時間あるからやっとく！仕事と学生組は急いで！」

でも…と言う咲也くんの背中を押し外に行かせ布団を運ぶ

「あ〜！Aはっけ〜ん!俺も手伝う！」

「え、ありがとう!三角くん！」

「どういたしまして！」

ひょいひょいっと2つ分を持って走って行ってしまい、のんびり運んでいると三角くんが残りの布団をまた2つずつ持って走って行く

体力凄い…スタミナモンスター、ミスミ

「あ！いた!それも手伝う！」

「え！もう終わったの？！」

「うん！」

「凄いね!」

大声で言うとえへへ〜と笑い布団を持ってくれる

「三角くんは斑鳩さんの孫だよね？元専属の」

「そ～だよ！」

「やっぱり!鼻とかそっくり」

「ほんと？」

「うん、良く飴をくれた優しいおじちゃんだったよ」

「もっと聞かせて！」

覚えている限りの記憶を三角くんに話していると至くんの部屋についた

「失礼しま〜す」

「失礼しま〜す！あ、サンカク!」

入ってすぐにゲーム機のボタンに反応して布団を置き触ろうとする三角くん

「でも、触っちゃだめ。この前も触って怒られた…しょぼーん」

「本当に好きなんだね」

「うん！サンカク好き!」