私の夢だった【A3!】 (ページ19)

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四天王ページ19

『ではゲストに来ていただきましょう！立花Aさんです！』

行ってください。とスタッフに促されてセットに入って行く

「よろしくお願いします！」

『では、このボードを使って自己紹介をお願いします』

ボードにはよくある○歳の写真だったり生い立ちがズラリと書き込まれている

「ミュージカル女優、立花Aです！今はMANKAIカンパニーで働かせていただいています！」

『MANKAIカンパニーと言えばここにもう一人いますね…ね？皇くん』

「どこかで聞いたことがありますね〜」

『ちょっと皇くん!？』

話を進めてくれている高橋さんが天馬くんに話を振りとぼける天馬くん。なんかいつもと雰囲気違うな…さすが役者

「天馬くんはうちの四天王の一人ですよ！」

「四天王ってリーダーの事ですか？」

なんだよそれ!と笑ってくる

『もう仲いいんですね!皇くんやるなぁ〜！…っと次に進みますね!ではPVを見てみましょう！』

と、ブロードウェイでやった英語のミュージカルと稽古が流れる

『やっぱり英語か…下のテロップ見てると何やってるから分かんないけど普通に見ても何言ってるか分かんなくなる』

「英語はあっちじゃ普通なんで日本から英語勉強してました!半年間位、同じ学校の外人の転入生の家にホームステイしてました」

「『えぇ!』」

天馬くんはマジで?!と言わんばかりに目をかっ開いて高橋さんは目をキラキラさせてきた

「努力が並じゃないんだな」

『ほんとだよ…俺はてっきりアメリカにいたら出来るようになった！みたいに侮ってたよ』

「そんな風に出来たら良かったんですけどね!良いですねその行ったら出来ちゃう！みたいなの」

できたらとても楽じゃない？ね？と天馬くんに言えば「オレ勉強得意じゃないからすごく助かる」なんて言っていた

「え、天馬くんってどうやって台本覚えてるの？」

「読んで覚える」

『あ、無駄ですよ!俺もこないだ同じく聞いたらこうなりました』

「…お疲れ様です」

高橋さん頑張れ！なんて思っているとカンペで【アンケートの話題に！巻いて！】と書かれていた

『じゃあ次は！＿』

といった感じで収録して天馬くんと寮に帰ってきた

「お疲れ様」

「お疲れ様でした」

「天馬くん、私に敬語じゃなくてもいいよ、自然体で！…みんなタメだし」

「そうする。ありがとうな」