私の夢だった【A3!】 (ページ16)

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あの人に聞き出しました! ページ16

その後無事に幸くんに測ってもらい、どういう系統の服にするか話し合ったが結局幸くんのセンスに任せた

リビングに移り椋くんに感想とあとがきの話をしていたらやっぱり！！と驚いていた

「カレーできたから来てってよ」

「今行きます！」

紬くんの声に何人か応え、足音がする

「カレーにまた戻りましたね」

「だね、ここに来てからカレーしか食べてない…最初にべた褒めしすぎたかな？」

久しぶりにいづみの手料理食べれたし美味しかったから仕方がない

「「いただきます!」」

「あ、明日私仕事だからいないよ」

「え、Aちゃん仕事してんの？」

「万里失礼すぎワロタ」

「舐めないでよ？って事で午前中からいないよ。夜ご飯もいらないからよろしく」

「そういう事だったらボードに…一番下のところ使って」

アレだよ!と指さされる方を見ると予定表のようなホワイトボードがあった

「OK」

「仕事って何するの?」

「ん〜インタビューって言われたけどどうだろうね」

「あ、それって『あの人に聞き出しました!』ですか？」

「そんな感じだった」

「じゃあ、俺と一緒です。朝、一緒に車乗って行きますか？」

「いいの？甘えさせてもらおうかな」

朝弱いし…なんて思い笑うと顔を真っ赤にさせる天馬くん

絶対この子ピュアだよね

「そうだ！あんまり聞けなかったんすけど…Aサンって彼氏いるんすか？」

「それな！彼ピッピいそうだよね〜」

「え？お姉ちゃんいたの？」

「やっぱりカッコイイ外人の王子様みたいな人と…」

なんて勝手に好き放題話し始める

「彼氏は一応いたかな…心が折れないように？」

「なにそれ、好きじゃなかったの？」

「別に嫌いじゃなかったけど…今思うと本気ではなかったかな一年間位付き合ってたけど」

「一人だけ?いつ？」

「うん、必要なかったからね…一昨年か去年だったはず」

「だったはずって…女の子なんだから」

「臣くん、女の子だからって言ってたら何も知らないまま大人になっちゃいますよ？…いづみは？まだアノ彼氏と続いてんの？」

「え〜とっくに別れたよ!学校が終わる前に喧嘩して別れたもん！お姉ちゃん知ってるでしょ!」

そんな昔だっけ？なんていえば高校のときだっ！て怒られた

「どこまでいったん?」

「おまっ」

万里くんがニヤニヤしながら言うと十座くんが止めに入り口を抑える

「ご飯中だからやめような」

と、臣くんが止めに入る