私の夢だった【A3!】 (ページ12)

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ヤクザページ12

「はい！この漫画、実は左京さんが教えてくれたんです!」

え、何に芽生えたの左京くん…

「へ、へぇ〜そうなんだ」

「はい！後で…あ、夜持っていきますね！」

今日は夏組と寝るのかな？

「ええ、ありがとう…私はそろそろご飯作ろうかな?何が食べたい？」

「オムライス。」

幸くんが言い、オムライスを作ることにした

「あ、お姉ちゃん!私も手伝う」

「ありがとういづみ…ねぇ知ってる？アメリカにはオムライスないんだよ」

「え〜そうなの？」

なんて適当に話していると沢山あったはずなのに直ぐに作り終えてしまった

「「頂きます!」」

「カレーじゃないなんていつぶりなんて？」

「5日前っすよ至さん。歳ですか？」

「は？あとでボコす」

「怖いッスよ」

至くん喧嘩強いのかな？なんて考えながら二人の会話を聞いていると万里くんから話が振られた

「Aちゃんはゲームで人をボコすって酷くないですか？」

「あ、なんだゲームか…人それぞれじゃない？」

「なんだって何?」

「喧嘩強いのかと」

「それはこっちの二人」

十座くんと万里くんを指差す至くん

「秋組は誰でもパンチ出来そうだね」

左京くんも意外と怖いっていうか喧嘩強かったし

「秋組はヤクザと元ヤン3人と犬でしょ」

「ヒドイっすよ〜幸チャーン！」

「ヤクザって？」

「ああ俺の事だな」

顔を歪ませもしなく普通にそう言う左京くん

「顔はこんなに怖いけど根は優しいから言わないであげて？口角も上げれば…ほらね?」

ふふっと笑って左京くんの口を無理矢理笑わせると幸くんが口を開く。が、天馬くんが後ろから口を抑えた

「ちょっと痛いんだけど何すんの!ポンコツ!」

「あ、すまん」

「良いんだよ、間違ってねぇから好きに言っとけ」

「え、マジで？じゃあ元ヤン三人は太一くんと左京くん以外…え？臣くんも？」

「まぁ、一時期ヤンチャしてて」

料理も出来て優しいのに？人は外見じゃ判断できないって言うけど行動でもはんだんできないよね、これじゃ

「ごちそうさま」

「おや、今日は早いのだね密くん」

「眠いから」

「食べてすぐ寝たら太るよ?」

「紬、それは嘘らしいぞ」

「え？そうなの？なんで知ってるのたーちゃん」

「テレビでやってた。つむも一緒に見てたろ？」

「そうだっけ」

たーちゃん?つむ？

「それ、昼だけだよ!夜は太るし…それに仮眠ならの話。私もあっちで教えてもらった」

「博識…好き」