12月6日 ゴクラクチョウカ -naoto- ページ38
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「ごめん。別れて」
『…え？』
週末に泊まりに来ていた彼からの突然の別れ。
『‥なんで？』
玄関先で背を向けたままこっちを見ようとしない彼に問いかける。
靴を履き終わり立ち上がってこっちを向く彼の口からは唯々冷たい一言が。
「お前さ、“つまんないんだよ”」
固まって動けない私に じゃぁな。 と告げて彼は玄関の向こうへ消えた…。
“つまんない”これを理由にフラれたのは彼を入れて3人目。
付き合った当初は、どの人も上手くいっていた。
でも、みんな半年はしないうちに消えていく…。
つまんないって、自分が一番よく分かっている…。
でも、それでも好きになってくれたから付き合ってくれたんじゃないの？
男ってやっぱりサイテーだ。
…恋なんてしなきゃよかった
“ ッ”
“ ッ！”
“Aちゃん”
「 “名前ちゃん‼” 」
『ぅわ！はぃ！！』
急に名前を呼ばれてビックリしながら声のした方に顔を向ける…。
そこには、結構な至近距離で顔を覗き込む先輩のエミさんが…
「ちょっと大丈夫？さっきから呼んでるのにずっと上の空だったけど？」
エミさんは、専門学校時代からの先輩で
就職活動真っ只中の時にこのお店に誘ってくれた恩人だ。
『すみませんッ！』
「いや、いいけど。今日4時から在庫搬入あるからお願いできる？」
『はい。大丈夫です‼』
小さいころからアパレルの仕事に就きたくて
エミさんの紹介のおかげてやっと夢が叶った今。
恋なんかに落ち込んでいる場合じゃない。
こうなったら仕事で生きよう!!
お客さんが落ち着いている今のうちに
レジで事務処理をする私とエミさん。
「で？さっきは何考えてたの？？」
姉御肌のエミさん、私の師匠であり良き相談相手。
『…実は、フラれました。』
「はぁ！？ フラれたってまた？？ ちなみに今回の理由は？？」
『…お察しの通り、いつものアレです…。』
「マジかぁ…。それいつの話？」
『 今朝です…。』
「あぁ、それは上の空にもなるよね…」
『はい。何がいけないんでしょうか…。もう仕事に生きるしかないですかね！？』
私の恋愛事情をほとんど把握しているエミさんは当然フラれる理由も知っていて
私の問いかけに手を顎にもっていき難しい表情をする…。
いや、エミさん。その仕草…何気傷つきますから…。
「Aちゃんいい子なのにどこが悪いのかなぁー」
『…』
「“何々？？恋の悩み？？”」
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ESORA(プロフ) - ﾏｶﾛﾝさん» 返事が遅くなり申し訳ありません。すごく嬉しかったです！！一応来年の11月末まで続けるつもりだったので、もしよかったらこれかも見ていただけると嬉しいです。宜しくお願い致します。 (2018年12月16日 15時) (
レス) id: 44dad9860d (このIDを非表示/違反報告)
ﾏｶﾛﾝ(プロフ) - ESORAさん» すみません…夏とか勝手な事を…f(^_^;人には人のﾍﾟｰｽがありますよね!あまりにも作品が良すぎて､調子に乗って言ってるだけなので負担にならないといいのですが…｡ 体に気をつけてﾏｲﾍﾟｰｽに活動を楽しんで下さい♪ (2018年12月8日 2時) (携帯から) (レス) id: d90a572a32 (このIDを非表示/違反報告)
ESORA(プロフ) - ﾏｶﾛﾝさん» コメントありがとうございます。夏の花までいけるように毎日少しずつではありますが更新したいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。 (2018年12月8日 2時) (レス) id: 44dad9860d (このIDを非表示/違反報告)
ﾏｶﾛﾝ(プロフ) - こんばんは｡素敵なお話ですね!私はお花も好きですし､ﾗﾝﾍﾟﾌｧﾝなのでより嬉しいです!夏の花言葉ｽﾄｰﾘｰも楽しみにしています^▽^無理をせずに頑張って下さい♪応援してます! (2018年12月7日 22時) (携帯から) (レス) id: d90a572a32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ESORA | 作成日時：2018年12月1日 22時
