永久のARIA ~Promise~【エルヴィン・スミス】 First

Promise7 ページ9

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―ガチャッ


ドアを開けると、愛しい人が部屋の前に立っていた。


タキシードを大人っぽくかっこよく着こなす彼が…


あ「エルヴィン…」


エル「…こんばんは。」


エルヴィンは優しく微笑む。


エル「嗚呼…綺麗だ、A。どうしてだろうな…去年も一昨年もこうやってお前のこの姿を見ているのに…
一層綺麗に見える。」


あ「…やめてください、恥ずかしいから…//」


エルヴィンの言葉に私は思わず目を伏せる。


エル「すまないな…ついお前が可愛いから言葉で言ってしまう。」


エルヴィンもそうやって言うけど、少し照れてるみたいだった。


エル「…では行こうか?My Princess?」


あ「…どうしてクリスマスパーティーの時はいつもそう言うの?」


彼の言葉に、私は思わず笑ってしまう。


エル「クリスマスくらい、お前をお姫様扱いしてもいいだろう?」


あ「お姫様…//」


エル「…では行こう、パーティーが始まってしまう。」


エルヴィンはそう言い、私の手をそっと握ると、私の手を引いて歩き出した。


あ「…」


私は彼の後ろ姿を見つめた。


その後ろ姿がたくましくてかっこよくて…見惚れてしまった。


あ「…」


私はエルヴィンに任せるように歩いていった。


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