永久のARIA ~Promise~【エルヴィン・スミス】 First

Promise2 ページ4

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―エル「…すまない、お前を困らせてしまったな。大人気ないとは分かっているんだが…」


あ「…確かに、大人気ないのは大人気ないんですが…そんなあなたも私は好きですから。」


私はエルヴィンを見つめて微笑んで伝えた。


エル「…私も、お前のことが好きだ。」


まっすぐ見つめて、エルヴィンもそう言ってくれた。


恥ずかしいけど…嬉しい。


エル「…明日の夜は、ちゃんと来るんだぞ。」


あ「え、来るって…どこにですか?」


エル「どこって…また内地でクリスマスパーティーに呼ばれているだろう、忘れていたのか?」


あ「あ…」


そう言えば明日はクリスマス…また内地でのパーティーにお呼ばれしているんだった。


仕事が忙しすぎてすっかり忘れていました。


あ「ごめんなさい…仕事が忙しすぎてすっかり忘れて…」


エル「…まったく、お前は本当に抜けているな。…だが、そこもお前らしい。」


エルヴィンはくすくす笑いながら言った。


あ「そ、そんなに笑わなくても…」


エル「…他の者とダンスパートナーは、絶対組むんじゃないぞ?」


あ「…分かっています。」


エル「…いい子だ。」


エルヴィンはそう言い、微笑んで立ち上がり私を優しく抱きしめる。


あ「…エルヴィン。」


私が顔を上げると、エルヴィンと目が合う。


しばらく見つめ合うと、エルヴィンが顔を近づけてくる。


あ「…!//」


キス、される...//


私はぎゅっと目を瞑った。


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