Promise22 ページ24
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−Aside−
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―そして私たちは市場から帰ってきた。
エルヴィンが私を部屋の前まで送ってくれた。
あ「…ありがとう、エルヴィン。」
エル「これくらい、どうってことない。」
あ「…ねぇ、エルヴィン。」
エル「…なんだ?」
あ「…何か、あったの?」
エル「…」
私がそう問いかけると、エルヴィンは少し目を見開き顔を伏せる。
やっぱり…何かあったんだ。
市場で買い物中、私は気づいてしまった。
エルヴィンが少しだけ元気がない気がしたのを…
あ「…私に、話せない?」
エル「…すまない、今は…まだ…」
あ「…そう。」
エル「…だが、話せる時になったら話そう。」
あ「…うん。」
エル「…A、これだけは分かっていてくれ。」
あ「え…?」
―エルヴィンはそう言うと、私を優しく抱き寄せ抱きしめた。
エル「…私が愛しているのは、お前だけ…」
あ「…エルヴィン。」
エル「お前は必ず守る、だから…安心してくれ。」
エルヴィンは私をまっすぐ見つめてそう言うと、唇にそっとキスを落とす。
私は驚いて思わず目を見開いてしまった。
でも、そのキスはいつもより短くてエルヴィンは唇を離すと私を見つめる。
エル「…じゃあ、おやすみ。」
エルヴィンはそう言い私を離すと、私に背を向けて自分の部屋へ向かった。
あ「…」
エルヴィン…一体どうしたんだろう…
私じゃ、力になれないのかな…
私は、エルヴィンの後ろ姿を見送る事しかできなかった。
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紗也(プロフ) - あさりんごさん» コメントありがとうございます!見てもらえて嬉しいです♪頑張りますね (2014年1月11日 22時) (レス) id: 9c284d8008 (このIDを非表示/違反報告)
紗也(プロフ) - 蜜水筒さん» コメントありがとうございます!私の友達もなんであんなヅラヴィンを…って言ってきましたよ(笑) 頑張りますね♪ (2014年1月11日 22時) (レス) id: 9c284d8008 (このIDを非表示/違反報告)
紗也(プロフ) - 暗黒破壊神さん» 1番コメントありがとうございます!ファンなんてそんな...(*^_^*)ぽっ矢印 ありがとうございます♪ (2014年1月11日 22時) (レス) id: 9c284d8008 (このIDを非表示/違反報告)
あさりんご - 新作が出ててすんごく嬉しいですっ。やっぱエルヴィン団長かっこいいですよね!あまり無理せず頑張ってくださいっ。応援しています!! (2014年1月11日 8時) (レス) id: 8127bd7455 (このIDを非表示/違反報告)
蜜水筒 - エルヴィン大好きなのでほんともう…(つω`*)←((友達にエルヴィン好きだな~とかいうと引かれるんですよ…かっこいいのに…((応援してます!!頑張ってください!!(*^^*) (2014年1月10日 22時) (レス) id: b58a1fc1dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗也 | 作成日時:2014年1月10日 19時