永久のARIA ~Promise~【エルヴィン・スミス】 First

Promise11 ページ13

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―そして私は、エルヴィンにリードされながら踊った。


エルヴィンは私の手を握り、腰に手を添えて私が踊りやすいようにテンポを合わせてくれた。


エル「…慌てるな、私に身を任せて。そう…それでいい。」


たまに私のテンポが少し崩れると、エルヴィンは耳打ちするように優しく声をかけてくれた。


ダンスはすごく楽しかった。


私はエルヴィンをまっすぐ見つめて、エルヴィンに身を任せ踊った。



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−トロイside−


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―俺はずっとAを見守っていた。


A、楽しそうだ。


いつもよりいい顔してる。


ハ「…まだ、Aのことが好きなんでしょう?」


ト「…!!//」


隣にいるハンジ分隊長が俺に耳打ちするように言うと、俺は思わず反応をする。


ト「分隊長!!//」


ハ「…やっぱり図星だったね。」


ト「…なんで、分かるんすか…」


ハ「分かるよ、君の目を見ていれば。でも君は…自分の気持ちより、彼女の気持ちを優先したんだよね?」


ト「…当たり前でしょう。好きな奴の気持ちを優先したいのは…」


俺はAを見つめた。


ハ「…辛くないの?」


ト「辛いです…でも、いいんです。Aが幸せなら。」


ハ「…トロイ。」


ト「…今のあいつ、すごく幸せそうですもん。だから…それでいいんです。」


ハ「…」


A…俺はまだお前が好きだ。


だけど…お前が幸せならそれでいいんだ。


お前が幸せなら…俺は何も要らない。




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