永久のARIA ~Promise~【エルヴィン・スミス】 First

Promise10 ページ12

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―ト「2人は踊らないのか?」


ハ「私は躍る気ないけど…この子がね。」


ト「…やっぱりお前は団長とか。」


あ「な、何…いけないの?」


ト「そんなことは言ってないだろう。」


ハ「あのね、A。トロイはヤキモチ妬いてるんだよ、ヤキモチ。」


ト「なっ!!//ハンジ分隊長!言うなよ!!//」


トロイはハンジの言葉に顔を真っ赤にし慌てたように言う。


ハ「あ、やっぱり図星だった?顔真っ赤だよ?」


ト「う、うるせー!!!//」


あ「ちょ、2人とも静かにして。ここパーティー会場だよ?」


「…すまん、待たせた。」


あ「っ…!」


するとすぐに後ろから声が聞こえ、私はさっと後ろを振り返る。


そこには、エルヴィンが立っていた。


あ「…エルヴィン。」


ハ「お、やっとAの王子様が登場だね♪」


エル「お、王子…?」


あ「は、ハンジ!!//」


エル「…何の話だかよく分からんが、王子と言っても私ももういい年だからな...」


あ「そ、そんなことないです!エルヴィンはエルヴィンだから!」


私はエルヴィンをまっすぐ見つめて、慌てて言った。


エル「A...」


あ「どんなあなたも、私は…好き、だから...//」


エル「…//」


お互いに恥ずかしくなり、目を逸らす。


な、なんで私恥ずかしいこと言っちゃったんだろう...


　
ハ「はいはい、お2人さん。イチャイチャするのはその辺で踊ってきたら?」


あ「そ、そう…だね…」


私はハンジの言葉に頷いた。


エル「…ではいこうか?踊っていただけますか?私と…」


エルヴィンは微笑んでそう言い、私に手を差し出す。


あ「…もちろんです。」


私は微笑み返し、そっとエルヴィンの手に自分の手を重ねた。




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