永久のARIA ~Promise~【エルヴィン・スミス】 First

Promise9 ページ11

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−Aside−


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―そしてパーティーが始まった。


パーティーが始まったと同時に、兵士たちが動き出す。


「A分隊長!俺とダンスを!!」


「お、俺と踊ってください!!」


「いや、ここは僕と!!」


あ「え、ちょ、あの…」


パン、パン、パン


ハ「はいは〜い、みんな。Aはもう予約入ってるから無理無理〜君たちもわかってるでしょう?」


すると、ハンジが手を叩いて私の前に出た。


「そ、それは分かってますけど…」


ハ「なら、ここは引いた引いた。どうせ振られるの分かってるんだから♪」


ハンジがにこにこしながらそう言うと、私の周りを囲んでいた兵士たちがしぶしぶ移動していった。


あ「ありがとう、ハンジ...」


ハ「どういたしまして。Aも、警戒心持たなきゃダメだよ?」


あ「だ、だって…結構みんなに私とエルヴィンが婚約してるって分かってると思ってたから…」


ハ「まったくもう…まあ、その例の彼も困ってるみたいだけどね。」


ハンジはそう言い、指をさす。


あ「あ…」


指さす方を見ると、エルヴィンが女性兵士に囲まれている。


あ「…」


ハ「相変わらずモテるねー…エルヴィンは。男も女も…振られるって分かってるのにどうして行くんだろう?」


あ「それは…やっぱりパーティーだから好きな人と踊りたいんじゃないかな?」


ハ「そう言う物かな…」


「よ、2人とも。」


するとそこへトロイがやってきた。



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