2の誤解 ページ4
まじかぁ。
こんな場所でタイム使うと思わなかった。
タイム使うのって、鬼ごっこで逃げ遅れた時だけだと思ってたわ。
なんか無い？鬼と一対一になった時、
「やっべー！靴紐ほどけた！ちょ、タイムな？今見えないバリア中だから！バリアはられてるから！おめぇ入ってこれねぇから！！」
って、言わなかった？
使わなかった？あ、私だけ？
あ、そう。なんかごめんな。
そういえば、足に自信あるってよく率先して鬼やってた近藤、元気かなぁ。
あいつ、無事高校行けたかな、
はっ、いっけね。
話を戻そう。
えー、確か名前を聞かれたところでタイム入ったよね。
りょーかい。
『あー……黒瀬Aです。』
もう行って良いですか？と私より普通に背が高い彼を見上げながら言う。
やっべーよ。まじで。
ちょ、急がんと。
「わりぃ。ありがとな。」
そう言ってパッ、と手を離したのを確認してぺこりと会釈し、失礼します、と声をかけもう人がまばらな駅に急いで駆け込んだ。
「…黒瀬A、ねぇ。」
こんなひょんなことから、私の日常が大きく変わるなんて。
その時の私は思ってもいなかったのだった。
，
，
，
朝6時30分
ピピピピ ピピピピ
規則的なアラーム音で目が覚めた為、若干の恨みを込め力強くスイッチを押した。
おはよう世界。
素晴らしいぐらいに晴れてんねぇ。布団干しとこ。ファ〇リーズどこにあったけ、かけとかないと。
目覚めはいいけど今日は平日。
学生なので学校がある。
あ、ちなみに私、イケブクロ住みです。
なので、ちゃんと存じあげてます。
いいよねぇ、
Buster Bros!!!
兄弟っていうメンバー構成から良くない？良さげじゃない？キュンキュンしない？
そーろそろ準備しますか。
朝ごはんは、テキトーにお茶漬け食べました。
もち、鮭茶漬けだよね。うん。
歩いて15分くらいの学校までダラダラ歩く。
そーいえば、私の学校に学年は違うけどさっき話したBuster Bros!!!の2番手、二郎くんがいるんです。
話さないけどね？階違うし不良らしいし。
「お！黒ちゃんおはよう〜！」
いつの間にか学校着いてたわ。
『おはよう〜、あ、髪切った？前髪ちょっとぱっつんになってない？』
私の気のせいか？
「え、何故に気づいた？2ミリしか切ってんぞ」
わいの目を侮るな。
人間観察コンテスト2位のわいの実力、思い知ったかぁ！
「ま、いいや、今日の社会さ〜単語テストあるらしくてさぁ〜」
また日常が始まる。
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トマト(プロフ) - 超面白いですーーーー！！（いや本当に何様）二郎のとこなんてもう表情筋が緩みまくってましたwww (2020年3月27日 21時) (
レス) id: ff94ed5823 (このIDを非表示/違反報告)
まぁにゃん(プロフ) - あ、結構好きです！このコメディ要素めためたに詰め込んだ感じ…。更新頑張ってください！ (2020年2月21日 1時) (レス) id: 4f60f06f3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pico | 作成日時：2020年1月29日 22時
