笑顔70 ページ24
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で、それからろんちゃんやスズムさんとも知り合って。
Aとは毎日遊んで笑って。
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でもそんなある日だった。
「…テメー最近ろんちゃんに馴れ馴れしいんだよ!!」
「そらる君とスズム君に近付かないでよ気持ち悪い!!」
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嗚呼、俺が一体何をしたっていうんだ。
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「そういえばコイツの義妹が学校に転校してきたらしいよ!?」
「マジかよ!!兄がこれじゃ妹とも妹だな!!」
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腹が立った。
Aが馬鹿にされたことに。
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「どーせなら妹見に行くか?
裸の写真でも撮って学校中にばらまいてやろうか!!」
「キャハハッそれ最高!!」
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なんで、俺だけでいいじゃねぇかよ
Aに手をだすな、
言いたいことを言えない俺は
やっぱり弱い。
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ガラガラッ!!
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突如、教室のドアが開いた。
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「スズム君!?
どぉしたのぉ?私たちに何か用でも…?」
「ろ、ろんちゃん!!
お、俺等に何か…?」
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ろんちゃんとスズムさんだ。
「赤ティンさん!!」
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ろんちゃんとスズムさんは焦ったように此方に向かってきた。
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「スズム君!!そいつに近づかない方がいいわよぉ!!」
「ろんちゃん!!そんな奴じゃなくて俺等と遊ばね?」
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2人は俺に何か用があったのだろうか?
だが2人は周りにいる奴等に体を向けた。
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「あの、香水超臭いんで、離れてもらえません?」
「す、スズム君…?」
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「その薄汚い笑みをこっちに向けないで!!
毎日寒気がしてるのよ!!」
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「ちょ、ろんちゃん…?」
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誰もが唖然とした。
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みぃたん。(プロフ) - ふろぅ。さん» いえいえそんな!!ありがとうございます!! (2014年9月14日 21時) (レス) id: b92183d612 (このIDを非表示/違反報告)
ふろぅ。(プロフ) - 話作るの上手ですね! 涙が止まらなくなりました(´д⊂) (2014年9月14日 12時) (レス) id: 58e6bf5924 (このIDを非表示/違反報告)
みぃたん。(プロフ) - 黒バスANDカゲプロloveさん» 本当ですか!?ありがとうございます!! (2014年9月13日 9時) (レス) id: b92183d612 (このIDを非表示/違反報告)
黒バスANDカゲプロlove - すごい感動しますね……(T . T)涙ボロっボロですわまじで (2014年9月10日 23時) (レス) id: b20dea0773 (このIDを非表示/違反報告)
みぃたん。(プロフ) - 電脳姫さん» ありがとうございます!! (2014年9月8日 6時) (レス) id: b92183d612 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:み さ 汰 。 | 作成日時:2014年8月11日 9時