クロス・マリアン元帥 ページ19
ユウリ「とりあえずこれ飲んどいて」
ユウリがそう言って渡したのは蓮の模様の小さなケース。その中には何かの薬が入っていた。
アレン「それは……?」
ユウリ「……アレンのイノセンスに異変があったら渡すようにと、クロス元帥から預かっていた薬。聞いた限りじゃ遅らせるだけだけど、ないよりはましだと思うよ。」
アレン「……ありがとうございます。」
クロスと言って少し戸惑ったアレンだったが、素直に薬を受け取った。
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あの後、アレンは極力これ以上イノセンスを使わず、他のメンバーでアレンを護ることになった。そして今はクロス元帥の情報を集めるため、街で情報収集をしていた。が、
リナリー「あの、すみません」
人1「…………」
アレン「あの、少しお話を…」
ムカつく人2「……………」
ラビ「ちょっと話聞か「…………」」
...........↑ヒドッ
まったく情報収集になっていない。と、その時
?「あんた等旅の人かい?」
一人の老婆が話しかけてきた。
?「もしそうなら早いとここの街を出た方がいいよ。」
アレン「あの、貴女は……?」
ファロン「わしはそこの家に住んどるファロンだ」
そう言いながらファロンが指したのは、ボロi((殴 一人で住むにはちょうどいい大きさの家。
ユウリ「あの、なんでこの街から出た方がいいんですか?」
ファロン「それはこの街にある伝説のせいだよ。」
ユウリ「伝説?」
ファロン「あぁ。わしが産まれるずっと前からある狼娘伝説。まったく、あんな伝説本気で信じる奴がいるなんて…」
ユウリ「あの、その狼娘伝説ってどんな伝説なんですか?」
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作者名:歌姫 | 作成日時:2015年10月10日 18時