ゴーレム ページ15
ラビがアレンを迎えに行ってから数十分が経過した頃、ラビのゴーレムから通信が入り、クロス元帥からの伝言でアレンとラビは吸血鬼退治をしてから合流することになった。そして、リナリー、ブックマン、ユウリの三人はクロス元帥の元へと向かっていた。
リナリー「それにしても、アレンくんも変な師匠を持って大変ね。」
ユウリ「それは私もたいして変わらないと思うけど。」
リナリー「そういえばユウリも最初教団に来た時クロス元帥のゴーレム連れてたけどもしかしてユウリもクロス元帥の弟子だったりするの」
ユウリ「私は正式にはクロス元帥の弟子ではないけど、クロス元帥と前に何度か接触したことがあって、あの時連れてたゴーレムはクロス元帥のゴーレムに似せて私が作った物だよ」
ユウリはそう言うと鞄の中からティムそっくりの白いゴーレムを取り出した。
リナリー「すごい!それ本当に自分で作ったの?!」
リナリーは目を輝かせながらしばらくゴーレムのことを見つめていた
リナリー「ユウリってすごいのね!」
ユウリ「そんなことないよ。理屈さえわかってれば、材料集めて作るだけだから」
二人がそんな話をしていると、
ブックマン「リー嬢、もうすぐ目的地に着くぞ。」
ブックマンに言われ、初めてそのことに気が付いた二人は汽車をおりる準備を進めた。
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作者名:歌姫 | 作成日時:2015年10月10日 18時