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第十九話 ページ19

重苦しい雰囲気になってしまった場に人の気配が近づいてきた

「氷麗ちゃん、入ってもいいかしら」

そう言って入ってきたのは二十代後半らへんの女の人とさっきの妙な半妖男

女の人が俺に黒地の着物を進めてきた

「汗掻いてるから着替えて。あ、着方わかる?」

「わかります。わざわざすみません」

断ることもないと思ってありがたく受け取った

布団から起き上がりさっさと着替えようとして、無くなった物に気づく

「どうかしたのか?」

「……携帯と財布が無いんですよ。知りませんか?」

「後で返してやるからまず着替えろって」

携帯はロックしてあるので大丈夫かと思い直した俺は汗で塗れた服を脱いだ

服を脱げば女の人と女の子は俺から目を逸らした

やはり、俺の身体は見ていて不快なのだろう

急いで着替えると脱ぎ終わった服は畳んでおいた

鯉伴が俺に話しかけてくる

「なあ……さっきまでのこと、覚えてるか?」

「ええ、御迷惑をお掛けしました」

「記憶……戻ったのか?」

金瞳に何かを期待しているような色を浮かべていたこいつに俺は首を横に振った

「いいえ、また忘れました」

「そうかよ……」

明らかに三人とも落胆した雰囲気だ

微かに、つきりと胸が揺らいだ気がした

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緑雪 - ああ、私は見ました!!なんかあんま変わんない…? (2014年10月20日 21時) (レス) id: a7b78fc1d7 (このIDを非表示/違反報告)
レイニア(プロフ) - 桜さん» でも原作の改編さを改めて思い知らされそう…… (2014年10月5日 19時) (レス) id: 7ee5a4408b (このIDを非表示/違反報告)
レイニア(プロフ) - 桜さん» マジ!?よし見る!! (2014年10月5日 19時) (レス) id: 7ee5a4408b (このIDを非表示/違反報告)
- アニマックスで6:30〜と20:00〜で千年魔京やってます。見れる方は是非見てください! (2014年10月5日 18時) (レス) id: 60fcf56535 (このIDを非表示/違反報告)
レイニア(プロフ) - 桜さん» そこは敢えて肯定するんだよ(*^▽^*)ニッコリ (2014年10月4日 9時) (レス) id: 7ee5a4408b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レイニア | 作成日時:2014年4月21日 23時

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