うつりゆくおもい『ぬら孫 ifストーリー』

第十一話 ページ11

ますますこの鯉伴とかいう妖怪がわからなくなった

いきなり後ろから止められた上にその傷を訳のわからない力で治し俺の過去を聞きたいと言う

どうして見ず知らずだった俺にそんなに固執してくるんだろうか

誰も俺個人に固執なんてしてこなかったはずなのに

それが当たり前で俺自身もそれに何の感傷を抱くこともなかった

ずくりと俺の何かが疼く

この疼きの原因である鯉伴が俺の前にどかりと座り込んだ

「早速だが余すことなく吐いてもらおうか」

「嫌です」

「即答かよ!?教えてくれねえとは思っちゃいたがもうちょい希望というものをだな……」

ぶつぶつと呟くそいつに俺は更に畳み掛ける

「最初からばっさり切っておけばそちらも諦めるかと思いまして。俺の過去なんて聞いてもなんにもなりませんよ？聞くだけ無駄だと思います」

話してはいけないとも言われてないが話していいとも言われてない

どうせ俺の過去なんて聞いたところでどうにもならないなら諦めてもらったほうがいい

そう思って言ったのだが駄目だったようだ

「あのなー無駄かどうかはお前じゃなくて俺が決めんの。それにお前さん、もしかして話聞いてくれる奴いなかったんじゃねえの？人に話すのも大切なんだぞ？さっさとぶちまけちまいな」

「……そこまで仰るなら言いますがつまらないですよ、きっと」

もうこいつの望む通りにしてやろう

どうせ隠すことでもないのだ

そう思い始めた俺に少しばかり驚愕した

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コナンがぁぁぁぁぁあああああ!!!!!!

映画がヤバい!!もうサイッコー!!

さっき映画見てきたんですけど興奮MAXっすよ!?

特にラストが!!

何あれメチャクチャやばいじゃないすか!!

宿題ソッコーで終わらせたかいがあったってもんです!!

ぜひ見てくだされ皆さま方!!

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