＊七夕 ページ7
2016 .7.7
七夕ですねー！
みなさん短冊にお願いごと書きましたか？
短いですが、七夕のお話を書きます、本編とは別ですのでとばしても大丈夫です
それではスタート！
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「七夕だー！七夕だー！」
初芽はいつもにまして、ハイテンションだった。
「初芽、七夕は何の日か知っているのか？」
家康が走り回る初芽に問いかけた。
「知ってますよ！家康さま！お市さんと長政さんが会う日です！」
「いや、初芽。お市殿と長政殿じゃないぞ？確かにお市殿の第二衣装はおり姫ににてはいるが…」
その時、三成が短冊を持ってきた。
「貴様ら、短冊に願いごとをかけと、半兵衛様の命だ。拒否権はない」
その後ろから筆を持った左近がついてきた。
「笹と紐はもう準備しておきましたッスよー」
〈数分後〉
「三成さまのお願いなんですかー？」
「貴様に私の願いをみる権利はない！」
「んー、天下泰平、忠勝とずっと共に…悩むな」
「三成様！一枚じゃおさまりません！」
「知るか！」
すると初芽が三成の短冊を奪った。
「三成さまの、げっとです！」
「返せ！」
「嫌です！」
三成と初芽が決闘(？)をしている時、家康は自分の短冊を笹に吊るしていた。
「そう言えば、初芽の願いごとは何なのだ？」
「あー！家康様！見ちゃダメです！！」
『三成さまと家康さまが、ずーっと仲良しですように』
短冊を読んだ家康は三成の方をみた。
「…」
「ふん」
短冊を読まれた初芽はよほど恥ずかしかったのか三成の胸に顔をうずめて小さくうめいた。
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作者名：びるね | 作成日時：2016年6月19日 17時
