【 A 】居眠りさんの本当。

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放課後になり、荷物をまとめて帰ろうとすると、
降谷が隣にやってきた。



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降 「 岸田さんって好きな人いないの？ 」


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「 えっ 」


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降 「 御幸先輩じゃないんでしょ？ じゃあ誰？ 」


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唐突すぎて頭がついていかない。


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「 さ、さぁ 」


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降 「 僕はねー、いるよ。好きな人 」



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…知ってるし。

てか…聞いてないし。

聞きたくないわけじゃないけどさ


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「 …そう…なんだ。 」


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降 「 誰かわかんないの？ 」


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「 へ、？うん。 」


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降 「 小湊くんに聞いてもわからなかったよね。 」


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「 うん。」


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もうダメっ
なんか恥ずかしい！
話題変えたいっ

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降 「 ほんとにわかんないの？ 」


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「 うん…、 」


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降 「 人の気も知らないで。 」


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それ私が昨日言ったことだから。

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降 「 岸田さん、鈍感すぎ 」


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更新遅れて申し訳ない。
このお話も終盤ですっ！

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