【 A 】居眠りさんの本当。

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春 「 …降谷くんが6時間目起きてた… 」


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降 「 僕だって起きるよ 」


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春 「 …だって、6時間目っていったら完全にお休みタイムじゃん… 」


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降 「 今日は目が覚めたの 」


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私を指差して
春っちに話す降谷。

…え、私なにかした？


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春 「 Aちゃんなにかした？ 」


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「 えっ私！？なにも！ 」


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降 「 …この人、僕のこと名前で呼ぶの恥ずかしいんだって。 」


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春 「 へぇー、 僕は下なのにね。笑 」


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…この人って言われた。

結構おどろき。

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「 …普通恥ずかしいでしょ。」


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春 「 まぁ、降谷くんだからって事もあるよね。 」


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降 「 …意味わかんない 」



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春 「 どうして僕は下の名前なのー！ 」


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「 えー、なんか呼びやすいからっ笑 」


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春 「 Aちゃん酷いよ〜 」


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降 「 …(むす 」


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春 「 降谷くん、どうしたの？ 」


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降 「 ………眠い 」


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腕を組みながら
教室から出てく降谷。

あー、辻川さんに会いに行くのかな。


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春 「 なんか、降谷くん最近動くね。」


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「 なんかに目覚めたのかなぁ 」


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春 「 Aちゃん、これから頑張ってね。 」


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「 え、？ 」


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この意味を知るのはまだ少し先のこと。

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