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きっとあの日。 ページ3

「初めまして…えと…作曲家の三宅Aです。今日からQUARTETNIGHTの作曲を担当することになりました。よろしくお願いします。」


「うんうん!よろしくね!若いのに大変だねぇ!」

「あ、いえ!作曲のお仕事は楽しいですし…何よりやりがいがあるので!」

「貴様…さてはケーキの差し入れを用意してるな。」

「え?!何故それを?」

「香りでわかる。」

「は、はぁ。」

「腹減った。」

「あ、今出すのでちょっと待っていてください!」


初めてなのにこんなに慌てずに対応出来ている子が凄いと思った。

きっとこの子はいい曲をつくる。

「美風さん?ですよね?ケーキ食べますか?」

「あー、ボクはいいよ。」

そう断った。

「む、色々種類があるではないか。」

「そうなんです!皆さんの好みの味を調べてきたので…。美風さんの好みはあまり良くわからなかったのでシンプルにゼリーにしてみましたが…」

「マリンゼリーか?」

「そうです!流石ですねカミュさん!私の中で美風さんの雰囲気がこんな感じで…綺麗なブルーでここのお店は星の杏仁豆腐入りでその星が海星を思わせるとかなんとか…」

「あ、カミュさんにはこちらです!」

向けられた手の先にはとてもこの世で生まれたようには見えない甘そうな食べ物だった。

「これは…シルクパレスの…」

「はい!カミュさんはシルクパレス出身とお聞きしたので…。お取り寄せしたのですが…流石にシルクパレスは遠いのでレシピを教えてもらい作ってもらったんです。喜んでもらえたら嬉しいなと…」

「ほぅ。なかなか良い趣味をしているではないか。…うむ。美味だ。」

「Aちゃんはミューちゃんと気が合いそうだね!」

「そんなのどうでもいいから早く食わせろ。」

「あ…はい!えーと此方が寿さんのでこのチョコレートケーキが黒崎さんのです!お口に合うといいですが…」

「美味そうだな」

「本当に美味しいので是非!…美風さんは?」

「ボクならここにいるよ。」

「あ、美風さんこのゼリー本当に食べませんか?」

「んー、じゃあ貰おうかな。」

「アイアイが?!珍しいねー!」

「レイジうるさい。」

「珍しい…のですか?」

「あぁ、美風が食事をするのは見たことがあまりなくてな。」

「そうなんですか!美風さんちゃんとご飯食べないと駄目ですよ。お体に悪いです」

「大丈夫。とりあえずランマルが眠そうだから早く食べよう?」

「本当だ!!ランラン眠そう!」

「おい。もう寝ているではないか。」

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藍月輝夜(プロフ) - 続きがきになります!頑張ってください!(*´▽`*) (2017年5月25日 7時) (レス) id: 687b69061b (このIDを非表示/違反報告)
白零(プロフ) - 更新頑張って下さい応援してます。(>ω<)/。・゜゜・ (2016年4月20日 20時) (レス) id: 0396b1f38a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫雲院 れいん | 作成日時:2016年1月30日 18時

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