【カゲプロ】やっぱり君が大好きだから＿＿。【カノ】リクエスト短編集

約束 ページ8

カノ「ねぇA！！今度さ、デートしようよ。家で！、」


なんて事を突然言われて数日。


卵が無いから買ってきてくれと

キドに命れ…頼まれ、

私がアジトに戻ると

見事に静まり返っていて＿＿


カノ「A！今度誰もいなくなって、僕達だけになったら、家デートするって約束したでしょ！？」


＿＿ほしかった。どうせなら。


カノ「ねぇ、A？」

A「……。」


子供みたいに

�茲を膨らませてこっちを睨むカノに

わざとらしくため息を吐く。


A「何で誰もいないのさ！！」

カノ「僕がいるじゃん！！」


アジトで二人になる機会なんて

滅多にないと思った私は

あの時適当に

「うん。いいよ。」と言ってしまったのだ。


過去の自分を殴りたい。
そして目の前のコイツも殴りたい。全力で。


カノ「約束したでしょ？」


カノが言っていることに嘘はなくて

自分が惨めになる。


ていうか、誰か仕組んだよね、コレ。

キドなんて、人に買い物頼んでどこ行ったのさ…。


A「…今日、だけだよ…？」

カノ「何だかんだ言ってAも嬉しいん((グフッ」


折角する気になって

ソファーから立ち上がったのに

また座り直して再び溜め息を吐く。



カノ「ちょっ、ごめんってA。冗談だよ。」

A「分かった…。」


いくらウザいと言っても、

カノのことは嫌いではない。


″好き″だから、家デートだってOK出来る訳で。


カノ「やったー！」


抱きついてくるカノに

苦笑いしながら、ふと思い出す。


A「キドとか、みんなは？」

カノ「買い物じゃない？」

A「お？」←

カノ「うん？」←


さらっと言ってくるけど、

絶対カノだよね。うん。


と、言いたいところではあるけど

まぁ、今はカノに付き合うか…。


改めてカノと並びソファーに座る。


A「……。」

カノ「……。」


何するんだろう、家デートって。


ただ無言で座っていればデートになるのかな…？



ニコニコと笑うカノの体温が伝わってきて

なんだか無性に恥ずかしくなってきた。




*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*
↑コイツ気に入ってるんですよね。

あとコイツも↓
(・ω・｀)



家デートってどんな事するもんなんでしょうか？

家デート→←モモたんのお誕生日！

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す