【カゲプロ】やっぱり君が大好きだから＿＿。【カノ】リクエスト短編集

出店 ページ22

「焼きそばいかがですか〜？」

「クレープはこっちでーす！」

「お化け屋敷２―１でやってまーす！」


にぎやか。

その言葉がぴったり当てはまる

祭り会場と化した高校。


人混みをかき分けながら聞いた「お化け屋敷」という単語に反応してしまう。


お化け屋敷……ね

絶対行きたくないんだけど

絶対絶対行きたくないけど

カノがキラキラした笑みで私を見てくるのは

きっとそういう意味なんだろうな…



カノ「ねぇA！お化け屋敷だって！」

A「うん、無理だよ？」

カノ「行こうよ！」

A「いやあの無理ですお化け屋敷なんて私知らないです」


お化け屋敷なんて入ったら死んでしまうと

訴えてくる私の脳はもう色々とパニック状態で

口からは不自然に敬語になった文章が言葉となって出てくる。



視界に入ってなくても

私の言葉に笑顔で引いてくるカノが

想像できてしまうのが無念。


でもしょうがないもん…怖いの無理だもん


カノ「えぇー、つまんない。じゃあA何食べたい？」


…何とかお化け屋敷から逃げ切る事に成功


無駄な脳内再生も虚しく

自分が嫌になる。


カノ「唐揚げとかフライドポテトとかあるよ！あとイカ焼きとか…チョコバナナに焼き鳥…」


出店のメニューを読み上げていくカノは楽しそうだった。


まぁ私も周りから見ればそうなのかもしれない。


A「んー、クレープ…」


カノ「じゃあ列に並ぼっか」


いつの間にか唐揚げを手にしたカノに

促されるまま列の最後尾に向かった。



*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*

自分で読み返して鼻で笑えるレベルの駄作さ。


今更ですけど短編集とか言いながら

一つの話に余裕で３話分使ってる…(・ω・｀)

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