【カゲプロ】やっぱり君が大好きだから＿＿。【カノ】リクエスト短編集

学園祭 ページ21

A目線


カノ「ねぇA！！学園祭行かない？二人で！」


A「！けほっ……は！？」


平和だったリビングに、突如響いた私の声。


それは私の目の前のソファーに腰掛けたマリーの肩をビクッと揺らした。


けど違う、私のせいじゃない


カノ「Aびっくりしすぎでしょ。」


A「か、カノが急に来るから…！」


カノ「えー僕のせい？」



マリーが淹れてくれた紅茶を飲んでいた私の背中に

突然抱きついてきたのはカノの方。


もう一度言うけど私のせいじゃない。

どっちかと言うと被害者だと思う。

折角の美味しい紅茶なのに

驚きすぎて気管らへんに入っていってしまった。


カノ「それでAはOKって事でいいの？」


A「うん……えっ」


カノ「いや学園祭。」


そんな話だったっけ…

それどころじゃなくて全く頭に入ってこなかったよ…


A「いいけど…いつあるの？」


カノ「今日」


A「…は？」


カノ「今から」


A「…は？」


疑いの目を向けるも

相変わらずニコニコと笑顔を絶やさないカノ。


どうやら本当らしい。


カノ「行けないの？」


A「…行く」


カノと一緒だから。

なんて恥ずかしくて言えもしない言葉を想像して

自然と笑顔になってしまう顔を隠すように玄関に向かった。


A「行こっ！カノ。今からなんでしょ、学園祭。」


カノ「うん。行こっか。色々出店とかあって楽しいらしいよ！」


ドアを開けると降り注いでくる太陽の熱。


学園祭がある近くの高校からは

沢山の楽しそうな声が聞こえてくる。



A「カノ早くー！」


カノ「早いってA！普段そんな事ないのに、今日足の回転どうなってんの！？」


なんて言うカノに、振り返って笑ってみる。


追いついたカノと手を繋いで

高校まで走っていた。





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遅くなってすみません！

そして相変わらずの駄作！

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