42.ニコをゲームオーバーに ページ42
大我「クロノス!テメェ!」
大我が睨みながらニコを守る様にベッドの前に立ちはだかる。
ポッピー「Aさん、どうして??ニコちゃんを助けてくれたのに!」
ポッピーは笑顔の正宗の後ろに無表情で立つAを見て驚いた。
正宗「言ったはずだ。Aは私の作ったバグスター。Aのゲームマスターは私だ。決して私に逆らう事は許されない。逆らえば商品価値は無くなり絶版になることは彼女もよくわかっている」
大我「A、お前、、、」
大我はニコのオペの時にAの中に感じた恋人の事を思い出していた。そんな大我の視線から逃げる様にAは顔を逸らす。
正宗「さぁ審判の時ーーー」
正宗は全員をゲームエリアへ転送した。
正宗「変身!!!」
大我「第50戦術、変身!!!ポッピー!エグゼイド 達を呼べ!!!」
ポッピー「わかった!」
ポッピーはニコを庇いながら永夢達に連絡する。大我はクロノスと戦うが力の差は元々歴然。すぐに技を食らって吹っ飛ばされる。
それでも大我は何度も何度も立ち上がる。
ニコ「大我ーー!!!!!」
大我「うるせぇ!!!黙って引っ込んでろ!!!」
自分も戦おうとガシャットを構えるニコをポッピーが必死で抑える。
ニコ「ポッピー、離して!!大我が死んじゃう!!」
ポッピー「ニコちゃん、まだ傷が治ってないの!!すぐに永夢達が来るから待って!!」
クロノスの決め技は容赦なく大我にHitし、変身解除された大我は力なく地面に転がった。
ニコ「大我ーー!!!!!」
引きつった顔のニコに笑いながらクロノスがゆっくりと歩いて近づいて行く。
クロノス「君はバンバンシューティングの心配をしている場合じゃない。ゲームオーバーになるのは君だ。エグゼイド達が来るとやっかいだ。さぁ、審判を下そう」
クロノスが決め技を発動しようと構える。
ニコとポッピーは抱き合ったまま目を見開いてクロノスを見上げている。
少し離れた所から大我が何とかニコの所へ助けに行こうとするが、起き上がる事も出来ず呻き声を漏らす。
それをAは無感情のまま見た。
これがゼロデイの前から自分の望んでいた計画なのだ。
「A?!」
声に振り返ると転送されてきた黎斗がAを見た。状況を見た永夢と飛彩と貴利矢がガシャットを取り出すが、クロノスの決め技はすでにチャージされ、ニコに放たれるのを阻止するには間に合わない。
大我「やめろーーーーー!!!!」
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大崎舞子(プロフ) - kojiさん» 最後までお読みいただきありがとうございます!大好きだなんて、、うれしいです!!大人セクシー路線の黎斗とグラファイト、お楽しみいただけて良かったです! (2018年6月12日 21時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - Hyuiさん» 皆さんにご理解頂けるか謎過ぎたグラファイトとの関係ですが、ホッとしました! (2018年6月12日 21時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - moon791さん» いつもコメントありがとうございます!とても励みになりました^_^書けば書くほどグラファイトを好きになって大変でした爆 またどうぞよろしくお願いします! (2018年6月12日 21時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - 双羅さん» 最後までお読みいただきありがとうございました!こんな夢主ちゃんを受け入れてもらえるかちょっと不安だったのですが、ありがとうございます!貴利矢も大好きなので頑張ってみます! (2018年6月12日 21時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
koji(プロフ) - お疲れ様でした!相変わらずの素敵な神とグラファイトにやられます。いつも楽しみで仕方ないです!大好きです!爆 又楽しみにしてます! (2018年6月12日 20時) (レス) id: 91fefba221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おおさきまいこ | 作成日時:2018年5月17日 17時