23.day dream ページ23
黎斗「ただいま」
バグスターウイルスを引き連れ、正面玄関から黎斗が幻夢コーポレーションに戻って来た。
仮面ライダー達を再度欺き、圧倒的な強さで蹴散らし帰ってきた黎斗の顔は完全に悪の顔をして社長室の椅子に腰かけた。
A「お帰りなさいませ、社長」
いつも通り、Aは黎斗のデスクの横に立った。長い足を組み、満足そうに口の端で笑うオールバックの黎斗の顔。
その黒く満たされた心の内を浮かべた顔、嫌いじゃない。
A「宝生永夢の水晶を砕いて来たのですか?」
黎斗「ああ、粉々に砕いてやったさ」
A「まぁ、恐ろしい方ですね、社長。」
黎斗「その恐ろしい男が好きなんだろう?」
黎斗は椅子に腰かけたままAの手首を掴むと下からニヤリと見上げた。
黎斗「A、ここへおいで」
A「ここ?」
黎斗はAの手を自分の方へ強引に引っ張ると、椅子に腰かけたままの黎斗を跨いで太腿の上へAを座らせた。
A「社長、、これは、、」
タイトなスーツのスカートは黎斗を跨いで脚を開いているため、際どい位置までめくれあがり、おかしなこの体勢にAは困惑する。
黎斗「このまま君を愛してやろう」
黎斗はそのままA背中に腕を回し、抱き寄せて噛みつくようなキスをすると、Aのジャケットを脱がせて放り投げ、ブラウスのボタンをバリバリと全て開いた。
A「社長、、何を?!」
まだ真昼間なのだ。
ガラス張りの社長室は明るく陽が差し、黎斗と向かい合っているAは窓の外を向いていて正面のオフィスビルが見える。
そんな明るい中で上半身を曝け出された自分が恥ずかしくてAは黎斗の上から降りようとするが両手を掴まれ動けない。
そのままもう一度奪うようなキスをされ、黎斗を見ると恐ろしく冷たい目と欲に染まった顔でAを見ていた。
いつもの優しく愛してくれる時の黎斗の顔と違う。
悪魔に心を奪われた様なその顔で迫られる事にAはゾクリとした。
でもそれは危ない誘惑にAを誘い、そのまま荒く胸に顔を埋めた黎斗の髪を堪らず掴む。
甘くて危険な刺激に目を閉じれば、明るい陽の光は瞼を通してAの視界を白く染め、悪魔に弄ばれる白昼夢へと引きずり込む。
レベルXの力を手に入れ新たなステージへ突入したことに黎斗は狂喜し陶酔していた。
そんな黎斗に戦利品の様に手荒く抱かれるのも悪くない、、、そう思って黎斗に身を委ねた。
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大崎舞子(プロフ) - kojiさん» 最後までお読みいただきありがとうございます!大好きだなんて、、うれしいです!!大人セクシー路線の黎斗とグラファイト、お楽しみいただけて良かったです! (2018年6月12日 21時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - Hyuiさん» 皆さんにご理解頂けるか謎過ぎたグラファイトとの関係ですが、ホッとしました! (2018年6月12日 21時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - moon791さん» いつもコメントありがとうございます!とても励みになりました^_^書けば書くほどグラファイトを好きになって大変でした爆 またどうぞよろしくお願いします! (2018年6月12日 21時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - 双羅さん» 最後までお読みいただきありがとうございました!こんな夢主ちゃんを受け入れてもらえるかちょっと不安だったのですが、ありがとうございます!貴利矢も大好きなので頑張ってみます! (2018年6月12日 21時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
koji(プロフ) - お疲れ様でした!相変わらずの素敵な神とグラファイトにやられます。いつも楽しみで仕方ないです!大好きです!爆 又楽しみにしてます! (2018年6月12日 20時) (レス) id: 91fefba221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おおさきまいこ | 作成日時:2018年5月17日 17時