【銀魂】ヤキモチ彼氏 (ページ14)

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彼氏:高杉晋助友情出演:神威ページ14

彼氏:高杉晋助
友情出演:神威

『何してンだ』

『シンスケ

見たら分かるだろ？

邪魔しないでヨ』

今、俺は吉原に来ていて

とある花魁と行為する直前ってところだ

『その女、俺のだ』

『俺の？

どこかに名前でも書いてあるの？』

ｸｽｸｽと笑ってみせる

知ってるよ

この女はシンスケが目をかけている女だって

『お前

何考えてやがる』

だからこそ、面白くて手を出したくなるんだ

『別に…

今はこれからのコトについてかな？』

ニコリと笑う俺とは裏腹に

冷たい顔のシンスケ

『バカぬかすンじゃねェ

お前、分かっててやってるだろ』

やっぱりシンスケにはもうバレてるのか

『高杉、様…』

はだけさせた着物を抱き寄せ

先ほど付けた印を隠そうとする女

この女もシンスケに溺れてるのか

シンスケは黙って自分の羽織を女にかけ

俺を睨みつけた

人を殺せそうなくらいの目で

『そんなに怖い顔しないでヨ』

『うるせェ

コイツは俺のだ

お前にゃ夜遊びはまだ早い』

…面白いじゃないか

こんなところで、こんなことでシンスケと戦える

シンスケは刀に手をかけ

俺は拳を握り締めた

『高杉様…お辞めくださいまし…』

しかし、なんと、女がシンスケを後ろから抱きしめて止めているではないか

『ねェ、君邪魔しないでヨ

強いていうなら君をかけて戦うんだけどな』

そんな俺を一瞥した女

『あちきなど欲しくもないくせに…』

なんだ、この女

なかなか強気じゃないか

『へぇ…

やっぱり欲しいや』

君となら強い子が生まれそうだ

『あちきは高杉様だけでありんす

喧嘩などやめてくんなまし』

そう言うとシンスケは刀から手を離し

女を優しく抱きしめた

まるで、壊れ物を扱うみたいに

それが羨ましく思えた

壊すことしかできない俺の手では

あんなふうに、優しく抱きしめたことなどないから

ねえ、シンスケは…

どんな想いで抱きしめているの？

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何人かの方にリクエストを頂いたので、ここで少し説明します。

リクエスト、大歓迎です

その際ですが、希望がありましたら

彼氏:
友情出演:

二人の名前を言っていただいても構いません

また、もともと日替わりにある話

それか私が新しく作った話

そちらも選んでいただいて大丈夫です

リクエストお待ちしております(＾＾)